コラーゲン作家の新作ストーリー

YouTubeでなかやまきんに君の動画に、ボーンブロスのサプリが登場した回がある。
でもボーンブロスが何なのかわからなくて、後で調べたらダシの事だったと紹介してた。
プロテイン売り場にあったので、ダシのプロテインなのかなと解釈した。
その後ビッグヒデの動画で、ギャスパリのボーンブロスをプロテインに混ぜてる回を見た。
じゃぁダシのプロテインではないんじゃないかと思って調べたら、コラーゲンだった。
コラーゲンのサプリは骨から抽出してるので、ダシと解釈出来なくはないのだが。
その後、わざわざコラーゲンをサプリで摂取する意味があるか調べてるが、不要と判断している。
かつてはコラーゲンのサプリは意味がないと言われてたが、今は意味があると言われているようだ。
でも材料としてなら、あたしの知ってる生物の仕組みとは矛盾している。
すべてのタンパク質は、リボゾームでアミノ酸を1個ずつ並べて生成され、2個や3個はつながらない。
だってRNAが1個ずつ読み取って持ってきて繋げるという役割しか出来ないもん。
2個や3個つながったペプチドが存在したら邪魔だから一度分解するんじゃなかろうか。
確かに腸からの吸収はペプチド状態で入れるかも知れないが、それをコラーゲンに使えるかなぁ。
1~5型コラーゲンをペプチドに分解して摂取して、たぶんその時点で何型かは関係なくなってる。
どの型が由来のペプチドかによって使い道が異なるみたいなことをほのめかすのが信じ切れない。
しかもペプチド型サプリは高価なわけで、安いプロテインより優れてないと買う理由にならない。
そこでコラーゲン屋は、材料ではなく生産促進機能があるのではないかという説を出してきた。

コラーゲンによく含まれる、プロリンとヒドロキシプロリンのペプチドが生産を促進するそうだ。
新しい話を出すなら、材料としての話はもう嘘と言うことで終了で良いな。
嘘をついて何事もなかったかのように次の話が出来るわけがない。
一度嘘をついた人の話として、疑って聞いてしまう。
もし話が本当なら、いずれプロリンとヒドロキシプロリンのジペプチドに名前がつくだろう。
ベータアラニンとヒスチジンのジペプチドにカルノシンと言う名前があるようにだ。
そして、コラーゲンペプチドというサプリ名ではなく、ジペプチドの名称がサプリ名になる。
その新しく名前がついた後で、コラーゲンの生成を促すサプリとして買えばいい。
今のところ、そう言う新しいサプリは出てないっぽいので、効果があるかどうかすら不明と言うことだ。
少なくともコラーゲン生成の材料になるって売ってるやつはインチキだ。

コラーゲンはちょっと悪い商売に利用されがちで、手を変え品を変え、騙して売られてきた。
何度否定されても新たな説を出して、ホントか嘘か判断できない人に高く売られ続けている。
たんぱく質含有食品の中にもアミノ酸スコア0のコラーゲンをカウントしてる物があるし。
とにかくコラーゲンと言えば騙すために利用されている。
その歴史があっての今なので、眉に唾を付けて話を聞かなければならない。
ペプチドって、サプリを高く売るために一手間加えたという商業要素が強くて身構えてしまう。
例えばホエイペプチドも、素早くアミノ酸血中濃度を上げたいのにペプチド濃度を上げる事になる。
吸収速度を売りにしてるが、筋肉で利用されるまでを考えたらアミノ酸の方が速いんじゃないの。
サプリを売る側が、アミノ酸はペプチドでも吸収されるという事実を利用して商売をしている。
そしてペプチドを売る理由を後付けで考えて付け足してるような気もするんだよ。
まぁ、本当に意味があるかはまだわからないって言う、半信半疑スタンスでいたい。
全く信用してないけど。
アミノ酸は1個ずつしか利用できないと言うあたしの知識が間違ってるだけかも知れない。
間違ってなければペプチド系は非常にいかがわしいサプリと言うこと。

どっちにしろ材料が欲しければプロテインを飲めば安くて良いよね。

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