誰も書いてないことはわからない

生き物の体は細胞で出来てるわけで、筋肉も細胞で出来ている。
じゃぁ筋肉が増えると言うことは、細胞の数が増えるのか、それとも細胞が一つ一つ大きくなるのか。
と言うことについて、あまり詳しく考えてなかったのでネットで調べた。
そしたら、筋肉は細長い細胞が血管と一緒にたくさん束ねられた構造らしいね。
細胞は丸い粒のイメージがあるけど、その粒が集まって核がたくさんある細長い一つの細胞になる。
その、細長い一つの細胞が、細くなったり太くなったりするんだろうと言うことまでは一致してる。
ここから先はちょっと、ネットで調べても誤魔化されてたり曖昧だったりするところ。
筋肉の細長い細胞の中には、もっと細い筋原繊維の束が存在する。
この筋原繊維の一本一本が太くなったり細くなったりするのか、数が増減するのかがわからない。
トレーニングによって、細胞レベルの損傷が起こって、その修復で強くなるって書いてたりする。
しかしよくよく読んでいくと、実は細胞じゃなくてその中にある筋原繊維の損傷の話かが曖昧だ。
最終的に筋肉を構成する細長い細胞の、数は増減しなくて太さが変化するのはわかる。
でもその細胞の中の筋原繊維の一本一本が太くなるのか数が増えるのかは、ネットじゃわからない。
細胞はタンパク質だけじゃなく色んな物質で出来てるけど、中の筋原繊維はタンパク質で出来てる。
筋原繊維が壊れたら修復の材料が欲しいからプロテインを飲もうってのもわかる。
逆に、エネルギー不足になったら分解されるというタンパク質もその筋原繊維と言うことだろう。
それを分解して細くしてるのかそれとも本数を減らす分解なのかは、ネットじゃわからない。

筋原繊維は、アクチンの膜とミオシンの膜がラザニアのように層を形成しているらしい。
このラザニアの層の枚数を増減させれば、筋原繊維が太くなったり細くなったり出来る。
太くなればそれだけ引っ張る力が増すという、筋力の説明にも矛盾しない。
また、太くなるんじゃなく本数が増減するんだとしても矛盾はしない。
ただ、本数の増減となると作成の手間がどうなるかってのを想像しにくい。
もともと一本だった筋原繊維が二本に分裂するってのは、細胞じゃあるまいし難しそうだ。
かといって繊維の端から端まで、一本の新しい筋原繊維が伸びていく所も想像しにくい。
あたしの理科の知識からは、ラザニアの層が増える方が想像しやすい。
一本の筋原繊維に何層の膜があるのか、何十なのか何百なのか、単位すらもよくわからんよ。
でもタンパク質だったら、簡単に増産して強く出来るし、分解して再利用も出来る。
必要な分だけ太くも細くもタンパク質だったら自在に出来そうだと納得はする。
本数は難しい。
誰もそこまで疑問に思ってないか、知らないから誤魔化してるかで、その先はわからん。

誰かが筋肉の話をする時に、誰でも、知らない部分は想像を入れてるはずなのよ。
だって不明なことがまだまだあるんだから、誰もこうですと断言できないはずだし。
こうやってタンパク質を何グラム摂取するとこうなりますってのの、過程が大幅に省かれる。
その省かれた部分が本当にちゃんとつながってるかどうか検証して納得したい。
瀬戸大橋の本州につながった部分と四国につながった部分だけ見せて、途中は隠してあるのよ。
で、たぶんその橋はつながってると言う噂はあるけど、隠してあるから陥落してる可能性もあるのね。
だからちゃんとつながってるか見たくて仕方ないのよ。
結局こうして、ネットで調べても、タンパク質がどうなって筋肉が増えるかまでつながってない。
みんな誤魔化して、その辺の何かが損傷して、その辺の何かがより強くなる、と曖昧に書いてある。
か、ハッキリ書いてる人がハッキリ思い込んでるだけで、本当にハッキリしてるかわからない。
より多くの人の瀬戸大橋が開通するまで、まだ開通してるよって誰が言ったかもわからない噂だ。
誰かを信じて体重×2gのプロテインが必要だって、疑いもせず口から口へ伝えるんですかと。
当たり前のようにこのグラム数を言ってる人がどんな橋を架けてるのか聞いてみたいところだ。

たぶん関連のある記事:

コメントは終了しています。