筋トレでも無課金アピール

あたしはあまり本を買わないんだけど、たまに買ったら字が多くて数分で挫折してしまった。
今回買ったのは、自重トレーニングに関連する物だ。
あたしは昔買ったダンベルを、子供が小さかった頃に危険だと感じて物置に撤去した。
今はもう子供も大きくなったし、また出してくればもっと効率的に好きなところを鍛えられるはず。
だけどずっとダンベルなしで生活しすぎて、ダンベル用のスペースを今さら割きにくくなった。
これ以上、物置から何か出してくることなく、工夫で効率的に筋トレする事を目指したい。
だから普段から「自重」という言葉を入れてググったりもしていた。
そしたら引っかかってきた書籍が「プリズナートレーニング」と言う物だった。
何もない監獄で何も使わずにトレーニング出来ますよ、って言う本なら参考になると思って買った。
ただ、あたしが知りたいのはトレーニングのメソッドで、前置きとか著者の哲学は興味がない。
その興味がない部分が文字だらけで、くっだらねぇ嘘でも本当でもないことをダラダラ書いてる。
重いウェイトを持ち上げるトレーニングは意味がないんだとよ。
片手の懸垂や片足のスクワットが出来るのが真の強さなんだってさ。
いやー納得できねーなー、ウェイト持ち上げるのも片手の懸垂もどっちも意味ないけどな。
ギリシャ彫刻の肉体を賛美し、ジムで鍛えた肉体はデカいだけで弱いって言ってる。
昔の人は道具を使わずに鍛えてたのに、現代人は道具に頼って弱くなった的な事をずっと書いてる。
自分で否定している連中の求めてる同じことを自重で求めてるだけで、かなり矛盾を感じる。
こういうことを、そうだそうだと盲信出来ないと、後半のメソッドにも納得出来ないのかな。
モチベ上げるために書いてあるであろう序盤が逆に納得出来ず、なかなか読み進められない。

まだ前置きを読み終わってない時点でだが、これはいわゆる無課金アピールだな。
「何もない監獄なのにこれだけ鍛えました」の「何もないのに」こそが趣旨だ。
でも何かあればもっと効率的に鍛えられるはずで、それをわざと否定するから矛盾が生じる。
課金した方が強いけど、課金しなくてもある程度は出来るよ、って書けば嘘をつく必要がないのに。
課金しない方が強いっていう論法を無理に書くから、嘘が気になってあたしは読みにくい。
最終的に、課金すると急速に鍛えられすぎて、関節や腱の成長が追いつかないのがダメらしい。
つまり、無課金は効率が悪いと言うことを言ってるんだけど、その方が良いと賛美する。
そういう書き方がいちいち気になって先に進みにくい。
断っておくが、嫌悪感を持ちながら飛ばし飛ばしで読んでいるから精査していない。
字が嫌いなのでじっくり読めなくて、ざっと読むとおかしいところだらけって所。
その後のメソッドが素晴らしいかも知れないが、挫折してまだそこまで読めてない。
何時間もかけて数ページしか進まない感じ。

あたしは今ほぼ自重だが、自重の方が強いとか、無課金にこだわってやってるわけじゃない。
時間効率、場所効率、面倒くさくなく継続しやすいか、何をモチベにどこを目指すか。
その辺のバランス的に、毎朝自宅で少しだけ体操をするってレベルになっている。
が、経口ステロイドを飲んでるしプロテインを買ってるし、ズルして労力を減らしたいと思ってる。
また、今回この本を買ったと言うことも課金だ。
何も使わずに、って言うことの例外で、この本だけは買って使ってもいいとはならんわけで。
あたしは本にもサプリにも課金する気はある。
今まで鍛えにくいと思ってた部位を鍛えるヒント的な何かを、この本からつかめればいいな。

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