DVDでクイック

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スロートレーニングはテレビでも動いてるところを何度も見てるし、自分でもだいたいできてるつもりだが、
スローは筋肉に与えるべき二種類のストレスのうち、片方だけをより効果的に発生させる物であり、
もう片方のストレスは別の方法で発生させないといけない。
加圧トレーニングもスロートレーニングも、あまり筋肉痛にならないように鍛える技術なわけで、
これにプラスして、より効率的に筋肉痛を発生させる技術もあれば、さらに効率的に鍛える事が出来る。

そのための最善の方法は、より重いダンベルで筋トレすることらしい。
何しろ筋肉を痛めつけて筋肉痛にしなきゃいけないんだから、軽いダンベルでは無理なんだそうだ。
でも、あたしのような素人は、ダンベルを重くするとフォームが崩れて効果的に筋肉痛に出来ない。
かといって、フォームが崩れない程度の重量では20回ぐらい出来てしまって筋肉痛にならない。
全くダメってこともないんだが、重さの調節は非常に難しい。
その日の調子によってもちょうど良い重さが大きく変わるようで、ダンベルは結構難しい。
しかも、Amazonであたしが買ったダンベルは値上げされ、今後の重量追加も悩ましくなってきた。
出来ればこれ以上買い足さず、軽いダンベルだけでやっていきたいと思っている。
そもそも、重いダンベルを使うと危ないし。

そこで、軽い重量でも筋肉痛を発生させる技術としてクイックって言うのがあるわけだ。
加速度で筋肉にダメージを与えようという理屈はわかるのだが、実践しようとするとよくわからない。
ニートゥチェストのクイックは結構わかりやすく、より速くやるだけで筋肉痛になれるのだが、
他の種目はやる前からよくわからなかったり、やっても筋肉痛にならなかったりする。
やっぱり活字と写真だけじゃ、クイックの説明には限界があると思う。
で、本屋でマイコミのDVDつきの本を、DVD目的で買った。
本自体の情報量は少なく、DVDつきじゃない本の方が読んで楽しめるから好きなのだが、
やはりクイックの動作だけは、実際に動画で見てようやく理解できた気がする。
肩を鍛えるダンベルプレスと背中を鍛えるリアレイズを、DVD見ながらあわせてやったら筋肉痛になった。
コツとして、常に速く動作し続けるのではなく、瞬間で一気に破壊する必要があるようだ。

DVDつきの方には、クイック後スローとスロー後クイックの、両方のメリットが書いてある。
DVDつきじゃない方には、クイック後スローしか勧められていない。
よって、あたしはクイックしてからスローの方向でいくつもり。

一応、高重量が一番良いみたいだが、低重量でも工夫次第でここまでできるなら十分だ。
人それぞれ、どこまで時間と金をかけて、どこまで鍛えるかは違っているわけで、
あたしは健康維持のために、人並み程度の筋力をつけたいと思っているだけだから、
日常生活であまり扱わないほどの重量を扱う気もないし、日常生活で不自由しない筋力で満足する。
普通の男性に期待される程度の力仕事が普通にこなせたら、それ以上は望まない。
その程度の志の人でも、クイックとかスローとかの技術で効率アップできて嬉しい。
21世紀の筋トレはなにも加圧だけじゃないんだなって感じ。

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