グルタチオンだと思って飲んでる
肝臓に良いとされるシリマリンを飲み始めたが、肝臓に不具合を感じてないので体感はない。
不具合を感じたらもう沈黙の臓器が沈黙してない状態だから、サプリなんか飲んでる場合じゃない。
自分の肝臓に何か不具合があるかどうかもわからないが、肝臓に悪そうな薬物は飲んでる。
だからシリマリンに興味を持ったわけだが、調べるほどにグルタチオンとの関連性ばかり目立つ。
ハーブだから、あんな効果やこんな効果があると、うさんくさいことがいっぱい書いてある。
そしてその効果の一つとしてグルタチオンを増やすと書いてある。
グルタチオンの効果と、その他のシリマリンの効果がほとんど被ってるわけだ。
シリマリンにはグルタチオンを増やす効果以外ないと考えるのが最も矛盾がない。
ただし肝臓でしかグルタチオンが増えてなさそうなデータが多く、その辺もまたうさんくさいが。
グルタチオンはmTorの活性を阻害するらしいので、肝臓でしか増えないなら好都合だが。
何にも効かないハーブかも知れないし、効くとしたら肝臓でグルタチオンを増やすだけだろう。
グルタチオンそのものもサプリとして売ってるが、NACもグルタチオン前駆体として売っている。
特に興味はなかったのだが、シリマリンを調べてたせいでわりと関連して出てきた。
そのNACが、米国ではサプリか薬かの微妙な位置で争ってるらしく、もう買えなくなるかも知れない。
どうしても必要ならグルタチオンそのものを買えばいいし、NACだけ規制する意味がわからんが。
そしておそらくグルタチオンを増やしそうなシリマリンは全くのセーフで自由に買える。
逆にシリマリンが本当にグルタチオンを増やすのか怪しくさせてしまう。
なるべくサプリを減らしたいと思ってる最中なのに、効いてるかどうかもわからない物を飲み始めた。
たかが1錠11円なので出費は大したことないが、飲むという行為は1錠増えても面倒くさい。
これでしっかり体感でもあれば満足出来るが、今のところ噂を信じて飲んでるに過ぎない。
あたしは酒を飲みたいと思わないが、酒好きな人のレビューを信じれば肝臓に良さそう。
ドイツでは肝臓の薬として使われてるらしいので、多少の根拠はありそう。
昔はミルクシスルのエキスとして売られてたのに、今は成分が特定されてサプリになってる。
単にシリマリンと言うとまだエキス状態なようで、その中に含まれるシリビニンが有効成分らしい。
そうやって物質を特定しただけでも、かなり信憑性は増したなと思っている。
ただ、シリビニンで調べるとグルタチオンを増やすと言うより、減少を防ぐぐらいでしかないのかも。
すなわち防御であり、防御すべき攻撃があってこそ役に立つ物かもしれない。
例えば酒であったり薬物であったり、何かしら肝臓に悪いことをする人にしか効かなそうだ。
グルタチオンを増やすのであればNACが買えない人の代替になるが、減るのを防ぐだけじゃ無理だな。
NACからシリマリンに乗り換えたなんて話も聞いたことがないし、たぶんそんなとこだろう。
あたしは一応、1日11円の防御くらいは継続しても良いかなぁと思い始めた。
増やさないまでも減らさないぐらいの効果があれば十分だが、増えるならなお良いだろう。
ただしmTorを考えると、グルタチオンが増えるなら筋肉以外で増えなさいよと。
また、近頃こだわっている加齢で生産能力が下がるものと言う条件にも合致した成分だ。
明らかに不足してはいるグルタチオンに、間接的に働きかけるかも知れない微妙なハーブだ。
本気でグルタチオンを考えるなら遠回りしないで直接そのものを買った方が良いしな。
けど高いから買わない。
まぁ11円ので我慢しようか。