ウルソは胆石をケアする

以前、検査で胆石が見つかってウルソデオキシコール酸錠を処方されていた。
小さい胆石はこの薬で胆汁をいっぱい出すことによって溶けてなくなると言う話だった。
お薬手帳によると100mgを1日6錠飲まされてて、高かったか安かったかは忘れた。
んで、1年間ウルソ錠を飲み続けて再検査したとき、胆石はなくなってて治療は終了となった。
ウルソ錠は胆汁を出す薬なんだけど、日本でだけ経口ステロイドのケア剤などと勘違いされている。
ただし、これも日本でだけ軽視されてるが、ステロイドをやるとコレステロールが上がる。
そのコレステロールが胆石の元なので、胆石が出来やすい人がステをやるなら予防で飲んでも良い。
すなわちケア剤っちゃあケア剤なんだけど、肝毒性を和らげるケア剤ではない。
胆石予防で出来れば飲んだ方が良いけど、飲んだからって肝毒性はケア出来ない。
たぶん最初はコレステロール対策として提案された物が、途中から用途が勘違いされたんだと思う。
ウルソ錠を飲んでるから肝臓は大丈夫だと勘違いしてステをやってる人は考え直すべきだ。
一方シリマリンも効くと言う証拠はなく、それどころかmTORを阻害するから筋肥大に逆効果だ。
ステでダメージを受けてなおかつ筋肥大を妨げるサプリも併用するとか愚かにもほどがある。
どうやら肝毒性を薬やサプリで和らげる事が出来ると勘違いしてるのは、日本人だけのようだ。
迷信やおまじないの類でしかないので、気づかぬうちに肝臓は破壊されてるかもしれない。
どうせステに手を出す人が命を惜しむとは思えないので、みんな死ぬのは覚悟の上だろうけど。
まぁウルソは別の目的で飲んだ方が良いけど、シリマリンは飲まない方が良いだろうな。
買っちゃったから飲むつもりだけど。

あたしはセオリーを無視して、朝にダナボルDSを2錠、プレワークアウトで摂取している。
筋肥大より筋トレ満足度を優先させてるので、血中濃度の維持を考えていない。
極論を言えば、筋肉がつかなくても良いから筋トレを気持ちよく行いたい。
気持ちよければ続けられるし、ツラいだけならたとえ成果が大きくても挫折する。
トレ自体の継続が目的で、結果は別にあってもなくても重要ではない。
買っちまったシリマリンがmTORの活性を阻害するとしても、目的が違うからあまり影響はない。
あまり影響はないけど少しは気にするので、なるべくシリマリンは飲まない方が良い。
買っちまったから飲むけど。

それよりも、もしもシリマリンが実際に肝毒性にわずかな効果があった場合の損を考えてしまう。
すなわち、せっかく飲んだ経口ステロイドが、元気な肝臓に素早く分解されたら元も子もない。
なかなか分解出来ないせいで少しでも長時間効かせたい。
シリマリンは効かないとしてもmTORを阻害はするし、効いたとしたらさらに筋肥大を妨げる。
こっちの方が心配にはなる。

と言うことで、朝ダナボルDSを飲んで夜シリマリンを飲むことにする。
メタンジエノンは体内で女性ホルモンに変化しやすく、朝飲めば夜はかなり変化してるだろう。
だから、朝は肝臓が弱って分解出来ず、夜は元気になって分解しまくればちょうど良いと考えた。
iHerbのシリマリンに対するレビューを見ても、酒を飲む前が一番効くって言われてる。
それはきっとシリマリンは数時間だけ肝臓を元気にして、一日中は効かないって事だと思う。
朝は男性ホルモン状態だから野放しにし、夜は女性ホルモンに変化してるだろうから分解を急ぐ。
こんな風に都合よく働いてくれたら良いなぁなんて想像しちゃう。
まぁたぶんシリマリンは酒にしか効かなくて、こんな都合良くは行かないけど。

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