更年期の亜鉛
あたしはテストステロンがDHTに変化するのを防ぐ薬物を、個人輸入で長年摂取している。
DHTが増えたせいでオシッコでパンツを汚すのが、薬を飲み始めたらバッチリ解決した。
でもDHTを増やさないと言うことは、男性ホルモン総量の効果を減らすことになる。
テストステロンが加齢で減少するから、より強力なDHTに変化させてカバーするのが自然な状態だ。
これを薬で阻止したら、減ったテストステロンを補えず更年期症状が出るかも知れない。
たぶん去年、心当たりのある症状が多かったので、テストステロンの減少が酷かったんだろう。
サプリで亜鉛を飲み始めたら味覚が非常に良く、これって欠乏を自覚してなかっただけかも知れない。
そう考えると、亜鉛の不足からもテストステロンが減ってたのかと話がつながる。
数週間経過し、鏡に映った顔が5歳くらい若返ってると感じてたが、それを口には出さずにいた。
が、やはりあからさまに若いので嫁からも亜鉛の効果じゃないかと指摘されたりした。
おそらく亜鉛だけじゃなく、何かが不足してる人は見た目も老けたり不健康そうになるんだよな。
亜鉛が足りてる人がさらに亜鉛を摂ったって、テストステロンを増やす事はないだろう。
足りないせいで様々な症状が出ちゃってる人が亜鉛を摂ることで、その症状が改善する。
亜鉛だけでなく、ビタミンDもサプリを飲み始めた。
そちらもテストステロンに関係するようで、この二つは耐用上限いっぱいまでサプリを飲みたい。
マルチビタミンミネラルを飲んでれば何も不足しないと思ってたので、亜鉛でサプリ観が変わった。
そして亜鉛でもビタミンDでもなく、テストステロン不足を警戒すべき年齢になったと自覚した。
ただ、あたしは亜鉛サプリと出会うより先に、薬物で人工の男性ホルモンを摂取してしまった。
本物の男性ホルモンより強力だし、もうこれをやめる気もなくなった。
薬物で更年期症状を改善しちゃったので、亜鉛摂取によってテストステロンが増えたか体感できない。
亜鉛さえ摂ってればテストステロンは減らず、更年期にもならないかも知れない。
それを試す気はなくて、もうずっと薬物で行こうと思ってる。
休薬期間はたまに必要だが。
昨今、スポーツの世界では男か女かの境界線をテストステロンで決めることになったらしい。
ついててもテストステロンが低ければ女だし、ついてなくてもテストステロンが高ければ男だ。
そのせいで、以前まで女子で金メダルを取ってた選手が、女子で出場すら出来なくなった人もいる。
これっていわば、体重による階級分けと同じ、ホルモン階級だと思うのね。
体重差はそのまま強さに乗っかるから階級分けが存在する。
男か女かも階級分けみたいな物で、もうホルモンの量で数値化する時代になった。
男か女の違いは、遺伝子でも細胞でもなく、テストステロン量であるとスポーツ界は決まった。
男の方が女より強いと言える根拠がテストステロンであると明確にルールとして決まった。
ドーピングによりテストステロンを増やすことは、階級を上げる事に相当する変化をもたらす。
上の階級の者が下の階級で戦ったら、全く公平ではない。
ただ、ドーピング以外で階級を上げるのであれば、ルールとして卑怯には当たらないわけだ。
女がテストステロンを増やすと女階級に出られなくなるから、そこはまだ公平だ。
男がテストステロンを増やすと、男階級より上の階級がないから公平性は失われるだろう。
例えば亜鉛などのサプリでテストステロンが増えたりしたら、それは階級がおかしいことになる。
そういうわけで、亜鉛が足りてる人がさらに摂取してもテストステロンは増えないと思ってる。
そういう事が出来るサプリはやっぱりドーピング違反になるはず。
存在するならあたしは買う。