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2021年 8月 26日 のアーカイブ

買い換えたぶら下がり健康器には、プッシュアップバーに使える持ち手がついている。
ところが我が家の配置場所では狭くて、膝付きでやるかベッドに脚を上げてやるかになる。
そのベッド(じゃなくても)に脚を上げる腕立て伏せをデクラインプッシュアップと言うらしい。
あたしにはインクラインとデクラインがどっちだかわからなくなりやすい。
英語としてはインが増やすでデが減らすだから、脚を高くするんじゃなく手を低くしてる事になるか。
脚を高くすればするほど逆立ち腕立て伏せに近づくので、より強度が増す事になるらしい。
その強度ってのが、筋肉に対して効く前に手のひらに効いて痛いのよ。
プッシュアップバー的に使えるけど、プッシュバーと一緒で筋肉より先に手のひらに限界が来る。
だので、持ち手を太くするシリコン製グリップを被せてみた。
そしたら手のひらはマシになったが、今度は腹筋がキツくて腕立て伏せは十分に出来なかった。
アブローラーをやったあとに腕立て伏せをやったためで、今回は順番が悪かった。
先月から一ヶ月以上アブローラーを練習してるが全然上達せず、腹筋にイマイチ効いていない。
かと思いきや、腕立て伏せで先に腹筋がキツくなるような予備ダメージは入ってたようだ。
次回はアブローラーより先にデクラインプッシュアップをやって、それでも腹筋に来るか確かめたい。
あたしは腹筋種目が嫌いなので全然やってなくて、腹筋はかなり弱ってるかもしれない。
しかしせめて腕立て伏せの限界が腹筋に来るほど弱ってる状況は脱したいところだ。
あまりプッシュアップバーには期待してなかったが、腹筋に来たことでしばらく続けたくなった。
なんなら下手くそなアブローラーはやめて、デクラインプッシュアップで腹筋は完了でも良いし。

近頃、面白がってトレーニングしてるせいでやる量が増えすぎたと思っている。
あたしの唯一にして最大の目標は、長期的に継続することだ。
そのためには、一年後も同じ事を続けているかという想像を働かせることにしている。
5分しか運動しないなら余裕で来年も続けてるが、30分となると挫折しそうな気がしてる。
だからやり過ぎないようにして、筋トレじゃなく体操だよって言うレベルで維持したい。
ところが最近は欲張ってあれもこれもとやっちゃうので、拘束時間も長くなっている。
このままじゃ、長期継続出来なさそうなキツいツラいトレーニングに変貌してしまう。
楽な短時間の体操に戻していかないといけない。
だので、なかなか上達しないアブローラーを削るってのは第一候補になっちゃう。
子供達ももうアブローラーには飽きたようだ。

もも上げ、懸垂、ジャンプスクワット、ジャンプ腕立て、カーフレイズ、斜め懸垂、腕立て伏せ。
すべて1セットしかやらない代わりに毎日同じ種目をやる。
どこまでを1セットと呼ぶかはもちろん効くまでだが、効きすぎて翌日に響かない所まででもある。
自重では回数や時間でしか調節出来ないもんな。

マッスルメモリーという考え方は、細胞核の数で説明されている。
筋トレをやめると筋肉は減るが、細胞核が減らないので再開すると筋肉も復活しやすい。
そこで思ったのは、ステロイドでドーピングした人が薬を抜いたら筋肉も減ると言う話の矛盾だ。
それって、薬をやって増やした筋肉で細胞核が増えなかったから、すぐ元に戻ったんだろうか。
細胞核が増えてたら薬をやめてもその細胞核数に見合った筋肉に落ち着くと思うのだが。
本当かどうか知らないが、ステはむしろ細胞核を増やすんだという話が一般的だ。
ステで細胞核が増えてるのに、ステやめたら筋肉が減るっておかしくないかと疑問を持った。
ステやる前と同等くらいの筋肉に戻ったとしても、細胞核が多ければまた簡単に鍛えられるはず。
一回目はステで鍛えて、二回目はステなしでマッスルメモリーで鍛えられることになる。
そうなると、ステやめたら一時的に筋肉が減るけどすぐまた増えると言う現象が出てきちゃう。
そういう話は聞いたことがないので、ステで細胞核が増える説はちょっと怪しんでる。
んでYouTubeで、あたしの知らない言葉で、細胞核オーバーロードはブームが終わったって言ってた。
どうやら、毎日筋トレすると細胞核が増えるという説が流行ったことがあるらしい。
最初のツッコミどころとして、オーバーロードって何?細胞核を増やすって言えばよくね?
そして次に、毎日筋トレするかどうかが細胞核の数に影響する仕組みがわからん。
細胞核を増やすことが良いことだってのは納得だが、毎日筋トレする事に結びついた説明がない。
毎日とは休息23時間が最適なのか、朝晩で一日二回ならもっと増えるのかとか、疑問ばかり残る。

筋トレの世界には鍋奉行みたいな人が大勢いて、正解と不正解を区別したがる。
ところが不正解の方法をやってる人も成果があったりするから、結局は人それぞれになってしまう。
んでそのオーバーロードとやらは、たぶん、不正解だと思われてブームが去った。
しかしブームは関係なしに、細胞核を増やすべきだという根底部分は生き残っている。
ただ、どうやれば効率的に細胞核が増えるかは、ちょっと説明が怪しいかなって事だ。
これをやれば細胞核が増えるよって説明したからオーバーロードが流行ったんだろう。
そして廃れたって事はうまく行かなかったのかも知れない。
廃れた不正解な方法でも、鍋奉行の言った方法じゃなくても、人によって効果が高かったりするが。

「ナチュラルでもユーザー並みに細胞核を増やす方法」みたいな紹介が多くされている。
が、むしろユーザーがより細胞核を増やすためにこれをやるのが相性良さそうだと思った。
だってナチュラルだとオーバーワークになるくらいの量を短期間でやるわけだろ。
その短期間をステで増強してればオーバーワークにならずにこなせそうなイメージだ。
さてあたしは、ユーザーとまでは言えない程度の少量の経口ステロイドを毎朝摂取している。
そして筋トレとは言えない程度の体操を毎朝行っている。
薬の量と運動の強度に問題はあるが、図らずも細胞核を増やす方に向いてる気がする。
ってかあたしの場合、筋肥大よりルーティーン化して長く続けることが目的だ。
毎日同じメニューで継続したいので、毎日出来るレベルの体操までしかやってはいけない。
薬も長く続けたいので、長期的に大丈夫な量しか飲んではいけない。
セオリーから外れようが効率が悪かろうが、自分にとって一番長続きしそうな方法を選んでいる。
そうじゃない方法も日々探してはいるが、結論としては効率を妥協している。
でもそうして妥協してやってることなのに、それであってるかも知れない説を見つけるとうれしい。
ダメなやり方な割にせめて細胞核が増やせてたらいいなと期待しているところ。