ゴリ押し剛力アーサー
アニメ七つの大罪が完結したが、最後の数話の蛇足感が半端ない。
ってか、この話は面白くてスマホゲームもやったくらい好きなのに、アーサーだけ気に入らない。
出てくるたびに今度こそ何かすごいことしそうに盛り上げて、その割に何もなかった印象。
マーリンが優遇しているすごいやつではあり続けたが、ずっと未完の大器のままスカし続けた。
ずっとモヤモヤし続けた。
そしてようやく、七つの大罪というかメリオダス関係の話が終わって、蛇足でアーサー編をやった。
これほんとに蛇足というか、魔神王と壮絶に戦った後に見せるザコ敵の迫力なさ。
何か背負ってる感なし、共感なし、感動なし、予定調和みたいなホントつまらない戦いだった。
まるで映画オリジナルで本編とは関係ない戦いを見せられているかのように、どうでも良かった。
何期やったかわからないが、ずっと面白い話を面白くなくす邪魔者に感じてた。
あえてかなり重要人物としてねじ込んでいるから、それ相応の活躍を期待しちゃって裏切られる。
ホークママという謎の存在も引っ張った割に答えがどうでも良く、アーサーの蛇足に利用された。
全体として好きな作品だっただけに、でもこうやられたら、好きなのはごく一部だった気がする。
作者が表現したかった物にはアーサーも重要で、いろいろ書いた中の末節だけあたしが気に入った。
そう思うと、CM打ってる正当続編もきっとあたしには全然面白くないんじゃないかと思っちゃう。
こう言っちゃなんだが、作者が売りたいところと実際に売れたところが乖離してる気がするね。
漫画は読んでないからわからん。