すねの裏の話
今まで生きてきた中で「ふくらはぎ」と言う言葉をほとんど使っていない。
全然馴染みがない言葉だ。
津軽弁でなんて言うのか調べてみたら「こぶら」って言うらしく、言ったことも聞いたこともない。
体の部位を表す津軽弁の一覧表で、他はわかるのにたった一つわからないのがこれ。
だから、方言でも日本語でも、一切ふくらはぎについての話題がなく生きてきたんだろう。
そんなあたしが、「ふくらはぎは第二の心臓」と聞いたときに間違えた部位をイメージした。
脚だってのはすぐピンときたが、一番大きな筋肉がある大腿部を真っ先に考えてしまった。
心臓だのポンプだのって言う働きが大腿部にイメージとして浮かんでしまい、間違って覚えた。
で、その後もあまり深く考えることなく、大腿部を第二の心臓だと思い続けたんだよね。
そう言う意識があったからこそスクワットも大事だと考えて、メニューに組み込んできた。
第二の心臓でないなら、スクワットを行う理由がちょっと希薄になってしまう。
あたしが目指すのは、糖尿病や人工透析や寝たきりを回避するための、人並みの筋肉を持つことだ。
老いても自分でトイレに行けるよう、立ち上がるための訓練としてならスクワットは意味がある。
けどそのスクワットなら重量を扱う必要もないし、ケガのリスクを負うならやめた方が良くないか。
それより本当の第二の心臓であるふくらはぎは、マイカー生活で歩かないので痩せ細っている。
歩くため以外に心臓に準ずる役割も果たす部位なら、そっちを鍛えた方が意味あるなと感じている。
で、この度ちょうど、ひらめいて加圧しながらカーフレイズを始めたと言うことになる。
ジムにはカーフを鍛えるマシンもあるらしいが、自宅で自重ではなかなか良い鍛え方がない。
片足でカーフレイズってのをしばらくやってたが、つま先だけ痛くなってイマイチ下手だった。
これを加圧したことによって、両脚でやってもふくらはぎにかなり負荷を感じる。
どうやったらさらに効くかフォームを研究中で、だんだん良くなってきてる。
ただ、やっぱりこれも腕の加圧には劣る効率になりそうだ。
腕が上手にできてるので、それと比べてどうかというと上手ではない。
けど腕で成功しているから脚がどうなれば成功かが非常に理解しやすい。
締め方が良くないのか体操が良くないのかくらいはやってみてわかる。
で、体操も締め方もどっちも腕には劣るが、加圧しないよりはマシって言う有意差は感じられる。
なかなか家でどうやって鍛えたら良いかわからない部位なので、一番良い方法にはなった。
あたしにとって自重のBIG3は腕立て伏せ系、懸垂系、スクワット系だった。
自重だから工夫がいろいろあって、1種目じゃなく様々なやり方をまとめて1つにしてるけど。
その中からもうスクワットは外れてBIG2でいいんじゃないかと思ってるところだ。
タバタ式で一段飛ばし昇降をやってて、これでもモモがパンパンだから十分な気もする。
ただ完全にやめるんじゃなく、重要度の低いトレーニングとして強度も低く継続はしよう。
あとこれ書いててやっぱり、ふくらはぎって言う言葉が浮かんでこない。
ももじゃなくて内ももじゃなくてハムじゃなくてカーフだなって感じで。
その部分を適切な言葉で呼ぶ習慣がなかった。
スネはよく言うけどその裏側を言語で表す機会が全然なかった。
たぶんこの誤解のせいで、その周辺の知識がたくさん間違って覚えてるに違いない。
筋肉系YouTubeでも、頭がいい人は筋肉の名前を言うけど、そうでない人は指さしてここって言う。
あたしにもここが第二の心臓って指さして貰ってたら間違えなかったのにな。
日記にも混同したことを書いてるかも知れない。