世論が味方なら何でも言える
上原浩治の「家族がいる」とか「親に失礼」はワードが強すぎると思う。
あたしは元々の原文が取り下げられた後、こんなことが書かれてましたよってネットニュースで見た。
それも抜粋なんだろうから、趣旨がどこにあったかはわからん。
上原がブサイクだからその顔を出すなとか隠せとかって、出来ないことを言ってるんじゃないだろ。
自分にとって好きな顔じゃないけど、引退後は応援できるようになったよって話だろ。
話の途中に、自分にとって好みの顔じゃないという告白が書いてあっただけだろ。
まあ今の世の中、それだけでも容姿の非難だと受け取ることもあるだろう。
容姿で差別してはいけないよと教育を受けて育ってる人には、これは明らかに悪なのだろう。
だからあたしもそのライターが悪なのは誰でも明確なことって前提で展開する。
上原はそのことに苦言を言えば、全世論が自分の味方をすると容易に想像出来る。
相手の悪さ加減が当然であればあるほど、必勝の喧嘩をわざわざ仕掛けたという印象を持った。
「容姿について書かれてて傷つきました」だけで良い物を、がっつり喧嘩でダメージ与えたなと。
それが「親に失礼」とかの強すぎるワードで、何言っても正義だからって調子乗りすぎなんだよ。
「傷つきました」に全員が味方するのはそりゃそうだから良いよ。
「親に失礼」はもう全員が味方する計算があって、懲らしめるために付け足したようで過剰かな。
素手で勝てる喧嘩で拳銃まで使うか?男のくせに?って思ったよ。
「我慢できなくて」の我慢は、相手を傷つけたい、仕返ししたい気持ちの我慢だよなこれ。
なんか、アンパンマンがバイキンマンをどこまでいたぶっても応援し続けるのかって事よ。
アンパンマンが戦後に「我慢できなくて」って言ったらそういう事だけど、上原も同じだろこの場合。
やられたらここぞとばかりに仕返しをどれだけ大きく出来るか計算してて印象悪い。
みんな容姿のことでうっぷんが貯まってて、そういうこと言うやつをやっつけたいんだろうな。
あたしには過剰防衛にしか見えないけど、やっつけてくれた上原ありがとうみたいな流れを感じる。