Pentium DC E2180

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自宅のCPUは、FSBが200MHz、クロック倍率が最小6倍、最大10倍だから、
アイドル時は1.2GHz、高負荷時は2GHzで動作する。
しかしASUSのツールで表示されるクロックでは、負荷をかけても1.2GHzのまま変動しない。
別に遅いとも感じないので、表示上は1.2GHzでもちゃんと2GHzで動作してるんだろうと思っていた。
それに関する設定をした覚えがないので、何も設定しなければ2GHzで動作して当たり前。
が、Vistaの電源管理オプションを省電力に設定したせいで、クロック倍率が最小に固定されていた。
どうりで、負荷をかけても27℃までしか上がらないのは冷えすぎだと思ったよ。
ちゃんと倍率が変動するように設定して負荷をかけたら、34℃まで上がっているのを確認した。

このPentium DCのシリーズは、オーバークロック耐性が良いという評判で、
型番でググるとオーバークロックの話ばかり出てくる。
あたしは1.2GHzでも遅いと思わなかったくらいだから、オーバークロックの必要もないのだが、
せっかくだからやってみる事にした。

初心者なので、ググって調べたところ、
①クロック倍率は上げられないので、FSBを上げる
②CPUは耐えられてもメモリが耐えられないので、メモリ速度を定格に落とす。
③電圧を上げれば限界も上がる。
という、たった三つのシンプルな法則で調節できるらしい。

まずは試しに、CPUのFSBだけを200MHzから233MHzに変更したが、起動できなかった。
やはりメモリが敏感なようで、メモリを800MHzに固定したら起動できた。
調子に乗ってFSBを266MHzまで上げてみたが、それでも起動できた。
300MHzにしてみたが、さすがに起動できなかった。
そこでいよいよ電圧を上げるのだが、そもそも定格がいくらなのかわからない。
EVERESTのCPU物理情報の所に、1.325Vと書いてあるので、
この数字でググってみたが、どうやらこれが定格なんじゃないかという気がしてきた。
1.35Vを指定したら起動できた。
333MHzは起動できなかった。
300×10の3GHzが出来たから、333×9の3GHzにしてみたが、これは起動できた。

1.2GHzで満足していたくらいだから、3GHzまで上がっても体感差なし。
一応負荷をかけてみたら、最大38℃まで上がった。
事務所のキューブPCなんか、定格でアイドル時でも45℃以上なので、
自宅はもっと電圧をかけて、もっとオーバークロックしてもいいかもしれない。
参考:
http://www.dosv.jp/other/0805/03.htm
http://www.dosv.jp/feature/0804/25.htm

あと、壊れてないかも知れないと思って、内蔵から外付けにしたHDDはやっぱり壊れてたみたい。
一瞬の切断が頻繁におこって、その度に自動再生のメニューが表示される。
外付けにするためのアダプタが接触不良な可能性もあるが、やっぱりHDDが壊れてたのだろう。
買うしかないか。

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