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自宅のPentiumDCが、定格より低電圧かつFSB2倍速で動くんだから、
似たような性能の事務所のCore2Duoも、設定変更してみようとBIOSを見てみた。
したら、電圧の変更不能、FSBは200~265まで変更可能なだけ。
事務所はDDR2が400MHzのと333MHzのを混ぜて使っているので、
低い方にあわせてFSB333で動かしてみたかったのだが、そこまで上げるのは不可能。
定格は200×11で2.2GHzだから、333×6の2GHzにダウンでも良かった。
それより、電圧を下げて冷やしたかったのだが、設定項目すらなかった。
一応、新しいBIOSが出ていたのでアップデートしてみると、
FSB1333かNativeかを選ぶ項目が追加され、これが有効になればバンザイだったのだが、
クロック倍率を下げないと3.663GHzになる計算だから、さすがに起動すら無理だった。
これが出来ないとなると、あとはFSBを265までの範囲でどこまで上がるか試すくらいだが、
あたしゃそんな体感も出来ないであろうオーバークロックには興味がないので、やらないことにした。
逆に、クロック倍率を下げても良いから、温度をどうにかしたかった。
キューブベアボーンはいくつも見てきたが、BIOSで遊べる物は確かに今までもなかった。
だからしかたない。
むしろ、自宅のP5K-PROの自由度の方をほめるべきか。
BIOSで出来なければWindows上から電圧を下げてやるという事も出来ないだろうし、
今出来るのは、「最小の電源管理」に設定するぐらいだ。
自宅のVista搭載PCですら、常時1.2GHz動作で遅いと思わなかったんだから、
事務所のXPで常時1.2GHzだって当然平気。
用途を比べても、自宅はたまにゲームや動画でCPUに頼るかも知れないが、
事務所でCPUを働かせる用途が思い浮かばない。
だからもっと下がっても良いくらいだが、一応、限界までクロックは下げて使うことにした。
電圧が変えられないのはしかたない。
11倍のを買っておきながら6倍に固定して使うのはもったいない気がするが、
はじめから6倍のCPUなんて売ってなかったし、その時はPentiumDCをPentiumDと勘違いしてたんだから、
E4500がデュアルコアの中で一番安いやつだと思って買ったんだよ。
デュアルでさえあれば遅くても良いと思って買ったんだから、
今まさにその状態に設定して使っていても全然平気。
ベンチマークでもとらなきゃ、何が変わったかわからないくらいだ。
結局壊れなきゃ何でも良いのだが、下手に温度が表示できると気になってしかたない。