減るのは大丈夫というシステム

YouTubeのボディビルダーは増量と減量を繰り返している。
なるべく筋肉だけ増やしたいけど脂肪も増え、なるべく脂肪だけ落としたいけど筋肉も落ちる。
そこで疑問に思ったんだが、減量して筋肉が減ってもマッスルメモリーで復活するんじゃないのか。
彼らはコンテストに合わせて減量するので、コンテストの時に筋肉が残ってないと意味がない。
けどコンテストに関係ない一般人なら、減量で一時的に筋肉が減る事なんてどうでも良くないか。
ボディビルダーのマネをして、筋肉を落とさない減量方法を取り入れる必要はない。
脂肪さえ落とせれば、筋肉はマッスルメモリーで回復するから心配なしじゃないのかと。
よくダイエットの悪い例で筋肉が減る事を指摘してるけど、減って元に戻らない訳じゃないだろ。
しょっちゅうダイエットしてる人はどんどん筋肉を減らして弱っていくわけじゃないだろ。
減った分の筋肉はマッスルメモリーで、その人の生活に必要な分まで回復してるはず。
もともと生活に必要な分しか筋肉がない人は、一時的に減ってもフルスペックまで回復してるはず。
と言うことを考えてて、実際、筋肉が減るってのは筋肉の何が減ってるのか気になった。
ダイエットするとエネルギーが不足して、糖新生によりたんぱく質が分解されるんだろ。
筋肉の細胞を死滅させて減らしてるのではなく、細胞が保持する貸出可能なたんぱく質が分解される。
筋肉の細胞自体は生きてて、長期的に筋肉量の最大値を覚え続けている事になってる。
だからマッスルメモリーで復活出来るのであり、死滅させてたらその概念すらなくなるだろ。
そもそもコンテストビルダー以外はカタボリックを恐れて対策する必要もないんじゃないかと思った。

んで、マッスルメモリーは細胞核で説明されてる物かと思ったら、他にも諸説あるようだ。
諸説あれど結局、何かが増えて元に戻らないから復活するのは間違いない。
細胞核が増えて元に戻らないか、DNAの活性部位が増えて元に戻らないかみたいな諸説がある。
どの諸説でも良いんだけど、筋肉を増やせば長期的に記憶され、減る事は脅威ではない。
コンテストビルダーは大会の時点で筋肉が減ってたらダメなので、筋肉を減らさない減量を行う。
そうじゃない人は下手なダイエットで筋肉を減らしても、マッスルメモリーで戻るから関係ない。
筋肉が減っても決して減らない何かが、全盛期の筋肉を記憶して復活させてくれる。
こんな有利なシステムがあるんだったら、将来のためにどんどん筋トレしたくなるわ。

薬物で筋肉を増やせば、薬物をやめてもマッスルメモリーで維持できるのかと言うことも考える。
まぁ他の要素が絡むので全盛期を維持することは出来ないんだけども、間違いなく有利にはなる。
薬物で最大量を記憶した後に薬物を抜いて、チェックにかからない状態にするズルは出来るはず。
そういう事を考えても将来のために元気なうちにどんどん薬物を使っていきたい。
あたしは別に誰とも競わないしドーピングチェックも関係ない。
だから将来やめる必要もないけれども、やめたときに少しでも筋肉が残る方がなお良い。
上げられる伸びしろは今のうちに上げておきたい。

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