NHKの方がだいぶマシ

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NHKの恐竜番組を見たんだよ。
自分では恐竜好きなつもりはなく、でも恐竜番組好きは自覚している。
恐竜好きはロマンであり、恐竜番組好きは理科なんだよ。
あたしにはたぶんロマンなどなく、ただ理科への好奇心で最近の見解に興味がある。
そんなあたしが、先月ドラえもんの新しい恐竜映画がクソすぎる話ををこの日記に書いた。
クソな理由の最初に書いたのが、隕石で絶滅したと断定している点に違和感を持った事だ。
藤子不二雄だったらそう言う説が有力だよって言ったはずなのに、クソ映画では断定している。
そんな事も知らないのかと言う態度で常識を押しつける事に腹を立てた。
そして一ヶ月後に見たNHKの番組では、隕石で絶滅した説への疑問を取り上げていた。
だからNHKを見たらまた映画の事を思い出して、ホントにクソすぎるわとまた腹を立てた。
隕石はあくまで有力な仮説であり、そうじゃない考え方も仮説として公平に評価したい。
でも別の仮説を紹介してたわけではなく、隕石だとおかしい点を紹介してただけだが。
恐竜は大きいから滅んだってのが隕石仮説の骨子なのに、小さい恐竜も滅んだと言うのが一つ。
それなら体の大きさ以外に恐竜家系の特徴があれば、隕石仮説の否定にはならない。
たとえば日照に極端に依存した器官を持ってたかも知れないとかな。
まとまった化石がまだ見つかってないので、隕石でまとめて絶滅した証拠はまだないとも言ってた。
すなわち隕石とは関係なく徐々に絶滅していったかも知れないわけだ。

番組では言ってなかったけど、番組を見てどこからが鳥だったのかには興味を持った。
恐竜がいた時代に既に、飛べる恐竜はいたらしい。
でも飛べる恐竜は絶滅した。
のか?
恐竜がいた時代に既に鳥がいて、鳥は生き延びて恐竜が滅んだのか?
飛べない恐竜が滅んだのに飛べる恐竜は生き延びて、しばらくして鳥になったのか?
鳥は隕石の前なのか後なのか。
体の大きさが滅びの条件だったかどうかという事に番組では疑問を持っていた。
じゃぁそれを見てあたしは、大きさ以外に条件はあるのかと考えてみるわけだ。
そしたら鳥かどうかの条件はどこからだったのかって興味を持ったね。
小さくて飛べる恐竜が生き延びて鳥になったか、既にいた鳥が生き延びて小さい恐竜は滅んだか。

まぁユカタン半島に隕石は落ちたんだろうよ。
そのせいで環境は変わったんだろうよ。
変わった事がきっかけで一斉に滅んだとする説には疑問が残るよってだけの話だ。
けどドラえもんの映画で扱ってた部分も、その隕石と鳥への進化部分が重要な要素だった。
だのにたかが有力な仮説をまるで見てきた事実のように扱う姿勢がホントにクソだった。
飛べたかどうかが鳥の条件で、鳥かどうかが滅ぶかどうかだったという結論だった。
面白いドラえもんと面白い恐竜科学を、一本の映画で同時に汚された気分だ。
作者が死んでるんだから他人が作るのはしょうがないけど、せめて作者への尊敬がある人にやらせろ。
恐竜を扱うならせめて仮説と証拠を切り離せる最低限の知能を持った人に監修させろ。
どっちから見ても全然ダメ。
ダンコこの映画だけは黒歴史として葬りたい。

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