ゲーム脳
Wikipediaによると、ゲーム脳という発想はかなり疑わしい仮説のようだが、
あたしゃ自分がバカなのはゲームのやり過ぎだからだと信じて疑わない。
ゲーム脳に関する本も読んだことがないし、どういう話なのかはさっき知ったばかりだ。
しかし確実に自分がバカであると言うことと、ゲームやり過ぎであることは言えるわけで、
バカだからゲームやり過ぎだし、ゲームやり過ぎでバカにになったし、
この二つは切っても切れない関係にあると感じているわけ。
おそらく、典型的な昔はいなかったバカをまとめてそう呼んでいるだけで、
今風バカはゲームやり過ぎ、今風バカは引きこもり、今風バカはキレる、みたいな話だろう。
つーか、あたしが今風バカに心当たりありすぎるだけだろうか。
そんな、自分なりにねじ曲げたゲーム脳の話。
あたしゃ自称「一夜漬けの鬼」だ。
一夜といっても本当に一日じゃなくて、一番得意なのは数ヶ月漬け。
それ以上だと長すぎて飽きてしまって逆効果になる。
例えば大学受験時の英語国語偏差値倍増なんかがこの数ヶ月漬け。
まぁ、二倍に出来る程低かったのもバカの証なのだが。
宅建は春から勉強して、夏ぐらいに最高に点数取れてたのだが、
試験が秋だったためにピークを越えて合格はギリギリだった。
これって、ゲームにハマると内部データを丸暗記しちゃうけど、飽きると全部忘れるのと一緒。
さすがに丸一年同じゲームはやらないけど、ハマったゲームは数ヶ月ずっとやってる。
で、これよりこれが強いとか、攻略本のデータを隅々まで見て覚えて、
ゲームやってないときでもそのことばっかり考えてる。
受験の時も、成績上がるのが楽しくて、ゲーム感覚で何でも覚えることが出来た。
で、極めたり諦めたりしたら、飽きてきて忘れて終了と。
あたしゃ基本的にバカであり、バカのくせに試験だけは丸暗記で突破するので、
大学には入っても講義について行けなくて困ったり、
不動産屋やっても必要な法律が全然わかってなかったり、トホホな人生だ。
プログラミング関連にしたってそうだ。
Delphiばかりやって久しぶりにC♯やろうとすると全然できないし、
逆にC♯ばかりやっててもDelphiが出来なくなるし、
さらに悪いことに、両方を同時にやろうというのはあたしにゃ無理だ。
つまり、DelphiもC#も、必要なときに必要なところだけ一気に覚えて、すぐ忘れているんだろうと。
このことについて、自分はゲームに最適化された脳だからだと解釈していたわけだ。
その、一般に言われるゲーム脳がいかに疑わしい仮説であったとしても、
自分自身は普段から、ゲームで遊ぶのと同じような頭の使い方しているってことだろうし、
痴呆気味でキレがちで引きこもりがちでゲームばっかりやっているので、
仮説ではなくて現物として、今ここにあるのがゲーム脳だろうと。