がんばれのアスペ

近年は頑張ってる人に「がんばれ」って言うとダメみたいな風潮がある。
あたしは昔、先輩の試合で「がんばれ」って敬語じゃない声を上げることに抵抗があった。
「がんばってください」「ガンバッス」等は試合前に言うことで、試合中は違うよな。
その辺ちょっと迷いがあったんだけど、「がんばれ」は頑張りなさいと言う意味ではない。
頑張ってる人にもっと頑張れと言ってるわけではない。
目上の人に頑張れと命令しているわけでもない。
こんなのは「おはよう」に早いかどうか疑問に思うような物で、言葉通り取るなだ。
「おはよう」の意味なんか考えず、言えば叱られる心配とかする必要なく言えば良い。
いやマジで、頑張らせたくて「がんばれ」って言ってるんじゃない。
むしろ、頑張ってるのを知りつつ、出来ることなら自分も一緒に頑張りたい時に言う。
自分も頑張りたいくらい応援してるが、結局は当事者次第なとき「がんばれ」になる。
「がんばれ」は頑張れと言う意味じゃないけど、ホントに応援してるよって事になる。
言葉通りの意味でしか受け取れず、これを言われて不快に思う人に改心して欲しい。
日本語じゃこの言葉なんだから、文字通りの意味ばかり気にしないで欲しい。
たとえば「うるさい」を黙れという意味で言うとき、小声で言えば良いわけじゃない。
悪口や論破を「うるさい」と表現しちゃうのが日本語であり、言葉通りの意味ではない。
だから新しい日本語を開発しようと悩むより、言葉通りじゃない事を認知させたい。
「がんばれ」って言われたくない人の方が病気だから、ほとんどの人はすぐ治るよと。
言った相手の気持ちを考えるだけで治療可能。
でも「ワダシー、ガムバッデルノニー」ってムキになってる人にはそんな余裕はないか。

たぶん関連のある記事:

コメントは終了しています。