悪い意味で転機になった書籍

アニメの範馬刃牙でビスケットオリバが出てたので、プリズナートレーニングを思い出した。
この本は理屈にも納得いかなかったし、メソッドからも何のヒントも得られなかったが。
けどこれのおかげで、本なんか読んでちゃダメだと気がついてYouTubeを見るようになった。
情報がドバドバと流れ込み、色んな人の意見やらやり方から自分で選んで参考に出来るようになった。
本なんか参考にしたら、その著者のやり方が自分に合わなかっただけで金の無駄だもんね。
無料の情報をいっぱい集めればさすがに自分に合った物もあるから、何の損もなく得しかない。
あたしの重い腰をYouTubeに向かわせてくれたありがたい本、すなわち内容は逆に残念な本って事だ。
だから序盤で飽きて熟読してないんだけど、アニメで見て思いだしてまた開いてみた。
今読むとまた別の感想なんだけど、この本ってそもそも筋肉量じゃなく筋力を目指してたのな。
そりゃあたしには合わんはずだとちょっと納得した。
たとえばあたしは我流の加圧トレーニングとかやってるけど、これってまさに正反対の発想だ。
重い重量を扱わず、重い重量を上げる訓練すらせず、ただ筋肉だけ増えればいい人がやる。
あたしは別に見た目のために筋トレしてるわけじゃないが、見た目の変化こそ最大のモチベだ。
筋力を目指すならそれを数字化出来るダンベルとかバーベルを使った方がモチベになりやすい。
自重だと見た目が変化しないと成果を感じにくくて、すぐ挫折しそうだと思ってしまった。
それこそ筋トレぐらいしか趣味を持てない監獄でしか、このメソッドを継続するのは難しい。
そもそも筋力優先の人にとっても、本当に自重が優れてるのかという根拠も怪しいのだが。

けど筋肉系YouTubeはたしかに見た目の話しかしてないな。
ってかあたしが興味を持って見てる物が筋肉量に偏ってて、筋力で競技をやる動画を見ていない。
配信者はみんなボディビル競技への出場を目指してるので、見た目の変化だけを目指している。
そう言うのしか見てないって事は、そう言うのしか興味がないって事よ。
どんどん興味のある方へ偏って情報収集していけるからYouTubeを見ている。
まぁ、無料で無限に本を読める環境なら本でも良いのかも知れないが。

あと気になったのは、間接的にステロイドを絶賛してしまっているところだな。
サプリを買うな、それはステロイドで作られた肉体だからモデルさんを信じるな。
ジムに行くな、それはステロイドで作られた肉体だからモデルさんを信じるな。
スポーツ選手も全員ステロイドで強化されてるんだから参考にしてはならない。
ってさ。
じゃあそれはステロイドさえあれば、サプリもジムもいらないしスポーツも制するって事になるけど。
ステロイドを悪者にしようとして書いてるのに、ダークヒーローになっちゃってるんだけど。
まぁ、あたしがひねくれて読んでしまったからかな。

ステありの自重を選択をしているあたしは、著者の想像しうる最強コンビを実践してるんだが。

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