鰻の話まだ書いてなかったっけ

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以前これは自分で書いてるかと思って検索したが出てこなかった。
探し方が悪いのかも知れないが、気にせず書く。
弘前の少し贅沢な老舗で、土用の丑の日には店の前の駐車場に出て蒲焼きをやる所がある。
ウナギ本体の蒲焼きの他、キモ焼きも売ってるんだけどどっちも高い。
でも人間って、値段が高い方が美味しく感じる機能があるじゃない。
はたして本当に安物とは違うのか、それとも気分の問題なのか、自分の舌で考えた。
当時のあたしの感想は、高いウナギは品種が違う別物で、スーパーのウナギは代替品。
店のやつはフワフワ種でスーパーのやつはゴムゴム種。
同じウナギという名で売られているが、全く違う品種で区別されない方がおかしい。
どっちのウナギなのかちゃんと区別して売らないと、買う方も騙された感がある。
それほどまでに、あたしの舌では全く違う物としてとらえていた。
その後、ウナギが絶滅しそうだとか言う報道が増え、あまりウナギを食べなくなった。
というか、普段手に入るスーパーのウナギは、絶滅しそうなのにあえて食う気にならん。
店のウナギは年に一回くらいなら食べたくなるが、品種の違うハズレはいらん
いや、品種が違うってのはその時点でまだ個人的な決めつけだけどね。
そのくらい、もう高いウナギ以外認めてなかったのに、すき家のウナギが美味しいんだよ。
それがちょうど1年前で、まさかの体験に自分の舌に自信がなくなっちゃったんだ。

んでその、去年まではバカにしてたすき家でも美味い事を知り、今年も食ってるのね。
でもあたしの舌としては、すき家のウナギが美味しいって事を認めるのが悔しい。
しばらく高い方も安い方も食ってなかったから、区別も出来なくて悔しい。
この美味しいウナギは高い方の品種か、安い方の品種かわからん。
いや、まだこの時点でもあたしが勝手に品種が違うって言ってるだけだけどね。

今朝、アメリカウナギは加工後に、ニホンウナギは生きたまま輸入するってやってた。
これは品種が違う説を裏付けるぞと思ってみてた。
スーパーのやつはアメリカウナギで、加工後に入ってくる別の品種。
高い店で焼くやつは国産か中国産かはわからないけど、ニホンウナギって事だ。
で、あたしが美味しい方はニホンウナギで、もう食わなくて良いやつはアメリカウナギ。
なるほど、ここまでは納得だ。
で、すき家が美味しい件は、すき家のチラシに店舗で焼いてるって書いてたのよ。
店舗で焼いてるって事はアメリカウナギではないって事なのか。
アメリカウナギは中国で焼かれてから輸入されるんだもんな。
じゃぁ、これでたぶん理屈が通る。
焼かれてから輸入されてスーパーに並ぶやつは嫌い。
生きたまま輸入されて、店で焼いてるやつは美味い。
国産か中国産かを見るんじゃなく、ニホンウナギかアメリカウナギかで区別する。
たぶんスーパーのやつでも、ニホンウナギって書いてあれば美味いはず。

すき家も十分に美味いんだけど、高い店のウナギはもっと美味い。
でもさすがにこれはもしかしたら、高い方が美味しく感じちゃう効果かもしれない。
いや最近はその高い店に行ってないけどね。
キモ焼きとか何年も食ってないわ。

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