ハイスペックにマヒしてた
パソコンソフトの箱の裏には、最低限必要なスペックに言及しているものだが、
Vistaの箱の裏には、最小512MB、推奨1GBのシステムメモリが必要だと書いてある。
最小よりも推奨の方が目立つように書いてあるから、ついつい、1GBが最小要件かと思っていた。
1GBが最小なら、せめて2GB搭載しないとダメだろうって、勝手に数字が大きくなっていった。
もうメガバイト単位のメモリなんて、小さすぎて何も出来ないかのように、感覚がマヒしていった。
XPでも最低512MBくらいはないとダメかななんて、勝手に思っていたけど最小128MBで動くんだね。
その倍の256MBもあったら十分すぎるくらいで、512MBは多すぎて滅多に使わない。
ましてや、nLiteで削ったXPでは、必要要件をさらに下回る。
結局、起動直後でPF使用量を半分くらいまで減らすことが出来た。
このあとShareを起動して120MBくらいになるので、128MBではギリギリすぎるということで、
一応256MBを割り当てた。
Shareを動かすためだけの仮想マシンであり、そのための最小構成ってことで、
いろんなソフトを同時起動する可能性もなく、こんなもんでいいだろう。
起動してるサービスは15個で、そのうち二つはVirtualPCの追加機能。
自動更新、タスクスケジューラも、デスクトップテーマも起動している。
WindowsUpdateもマトモに出来るよう、いろいろ残しているのだが、本当はもっと軽量化出来る。
もっとできそうだけど、飽きてきたからそろそろ完成と言うことでやめようかと。
何度か削りすぎて失敗してるのだが、削りすぎた結果ありがちなのは、
WindowsUpdateがちゃんと出来なくなることと、Shareのポートが空かなくなることで、
どっちもネット関連だ。
特にポートが問題で、うちのルーターの挙動がよくわからん。
某サイトでポート開放チェックが出来るのだが、Share起動前は空いてないのに、
起動と同時に開放され、終了と同時にまた閉じる。
UPnPCJでは、ルーターの設定で開放したポートだけエラーが出て開放できない。
でも、ルーターで開けたポートは、Shareが起動したときだけ自動で開放される。
つーことは、ルーターでポートを開放しても、Shareを起動してなければ自動で閉じるってことか?
まぁそうだとして、何を削りすぎたときにポート開放できなくなるのかよくわからない。
16bitサポート、JETデータベース、VBランタイムのうち、どれかを削った事が原因でポートは閉じられた。
どれが、どう関与してそうなったのか全く意味不明。
これらは削るのをあきらめた。
こんな小規模なマシンでShareが出来るのは驚き。
スペックが必要なのは、落としたエロ動画を見るためのPCだけってことか。