早起き棋譜並べ
小さい子供がいると、碁盤に碁石を並べていてもすぐにグチャグチャにされる。
せめて寝静まってからやろうとするが、あたしが起きてると嫁と子供が寝てくれない。
あたしがさっさと先に寝ちゃうことで、嫁も子供の相手に疲れて寝てくれるが、
あたしが寝ないといっしょにダラダラいつまでも起きている。
だから、夜更かしして遊ぶのは不可能ということで、さっさと寝て、嫁と子供より早起きすることにした。
本当は朝ストーブが暖まるまで布団から出たくないので、最近は布団の中で詰碁をやっていたのだが、
今日こそはと気合を入れて、起きて寒さに耐えて棋譜並べをやった。
嫁と子供は出かける時点でまだ寝ていたから、今日は起こさないで出てきた。
著書の影響で、棋譜を並べるなら趙治勲しかないって思っていたら、
都合の良いことに、趙治勲の棋譜をたくさん集めたサイトがある。
http://www.xs4all.nl/~rongen17/
この中から、100手ぐらいで趙治勲が中押しで勝つ棋譜だけを次々にプリントアウトした。
それ以上の手数は並べる気がしないし、かといって途中までで切り上げるのも嫌だからね。
100手で終わるってのは、だいたい攻め合いで決着がつくから、あたしが見てもどっちが勝ちかわかる。
わかって並べるのは、わからないで並べるより断然面白い。
囲碁未来に載っているような棋譜じゃ何が面白いかわからないけど、これならまぁ大丈夫。
それでもまだ、なぜ投了したかわからない棋譜もあるけどね。
今朝は102手で終わる武宮との棋譜を二回並べた。
たくさんプリントアウトしたので、一日一局のペースだとかなり長いローテーションになるだろうな。
手を滑らせて盤面を崩すことは少なくなったし、必然着手の部分はかなり早く並べるようになった。
でも本当にこれが上達に結びつくかは全くの疑問。
朝の詰碁の時間をちょっと削って毎日やるつもりだが、信じて続けて良い物かどうか。