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囲碁未来の3月号が届き、今回もやはり、先月号の答え合わせから最初に見る。
今までで、満点はハガキを出し忘れた一回のみで、送ったハガキでの満点は一度もない。
そして今回も、三問目を外して96点の自己採点だ。
三問目は、左下に相手の厚みがあると判断して辺に開くのが正解という問題だったが、
あたしにはその左下の配置を厚みだとするとらえ方が出来なかった。
片方が地を取ることで、相手が外勢を得ると思いこんでいたため、
左下に黒地があるわけでもない、これからの状況で白が厚いと判断させる問題には初挑戦となる。
まったく思いもよらない答えだった。
もとより布石は、なんとなくで覚えてただけだし、今回もこれが厚みだと言われて納得したわけではない。
今後似たような問題を出された時も、厚いかどうかの判断が出来なくて迷うだろう。
名局鑑賞のコーナーを、実際に碁盤に並べて鑑賞したが、
やはり途中までしか書いてないのを並べても消化不良だし、最後まで書くわけにもいかないだろうし、
100手投了の厳選棋譜に比べたら戦いのスリルも少なく、あまり面白くない。
最後の問題集では、今回は詰碁ばかりじゃなく、囲碁用語を答えさせる問題が出ていた。
たしかに、専門用語が多すぎて、覚えてなきゃ理解できないことが多いからそれも仕方がない。
定石を覚えると弱くなるなどと言う話は、定石を覚えることから逃げたい人の言い訳だと書いてあった。
たしかに、覚えれる物なら覚えた方が強くなることはあっても、弱くなるというのはおかしい。
おかしいことをわざと言って面白がっている川柳に、今さらおかしいと指摘する神経がすごい。
そこまでして、何とか定石の勉強をさせたくて必死なんだろうな。
だからって、他の勉強時間を割いてまでやれと言えるほど、定石で強くなるのか。
詰碁もやらなきゃいけないし棋譜も並べなきゃいけないし、どれだけ時間のある人を想定しているのか。
あまり時間がないなら、あれもこれも中途半端で覚えられないのが一番良くない。
定石を勉強している間に、別の勉強をした人に差をつけられるかも知れないし。
ノンノンのコーナーは、連載一回目だけノンノン連発だったが、次からあまり無理にノンノンしなくなった。
1ページまるごと世間話してから始まり、ノンノンは一回しか言わず、このコーナーだけ何か不安定。