棋譜暗記飽きた
現在、棋譜を見なくても最後まで並べられるのは13局。
初めて見る棋譜を覚えるのは簡単だが、覚えた棋譜を忘れないでいるのは難しいので、
どれだけ多くの棋譜を忘れずにいられるかということにチャレンジしてきたわけだが、
13局でかなり限界を感じた。
特に最初の4手くらいが思い出せない事が多い。
なぜ星に打ったか、なぜ小目に打ったか、なぜこっちの空き隅か、なぜここのカカリかと、
最初の数手はそこでなければいけないような理由が希薄。
数手打った時点でようやく、どこがなぜ大きいかなどという話が出来る。
だから、覚えた棋譜の印象に残るのも数手打った後からで、出だしが最も思い出せない。
出だしさえ思い出してしまえば、あとはヨセまで一気に思い出せたりする。
ヨセも小さくなってくるとどっちが先だったかで混乱し始めるが。
以前はコウ争いが難しかったが、コウダテの繰り返しで今は逆に暗記しやすい。
これ以上覚えられないっていう感覚の主な理由は、やはり飽きてきたことが大きい。
新しい棋譜を覚えるのは楽しいが、忘れないように復習するのが面倒くさくてしかたない。
毎日13局復習する時間はないので、既に完璧に覚えた棋譜は二日にいっぺんということにし、
最近は一日にせいぜい8局くらいにしていたのだが、3局くらいで飽きて仕方がない。
並べながら寝ちゃうことも良くある。
もうさんざん並べたやつを復習するのは面倒くさい。
面倒くさいのを我慢して復習し終わってから、さらに新しい棋譜を覚えるほどやる気が残っていない。
10局を暗記して100回並べ、合計で1000回並べる目標だったが、
9月、10月、11月で、まぁたぶん400~600ぐらいは行っただろう。
飽きて嫌になっているので、この苦行は中断し、しばらくは詰碁の方に注力していきたい。