戦わなきゃ勝てない

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igowinで2子ハンデを貰っての勝率が上がった。
次は12級あたりで定先になるのだが、ぜんぜん勝てる気がしない。
石を分断されて取られないよう、守って守ってガッチガチに固まって、生き残るのが精一杯。
思うに、今はまだどこまでが安全かを判断できてないせいで、
過剰に守ってみたり、攻め込む勇気がなかったりしてるんじゃないかと。
だから、はじめからあるハンデを守りきれば勝利し、守りきれなきゃ負けてるんだと思った。
防戦一方で戦いに行かなきゃ、これから先には勝ち進めない。
またここで一つ超えなきゃいけない壁があるように思う。

PS1のヒカルの碁はやっとこさ、ズルしてバリュー囲碁に戦わせてエンディングへ。
もうキャラの顔が出る演出にも飽きて、たぶんもうやらない。
ということでPSPの他の囲碁ゲームをやる。
PSPのAI囲碁(最強設定)でも、2子ハンデで勝てるようになった。
定先は当然のようにボロ負け。
あと、GBAヒカルの碁のネットカフェで出題される中級問題が解けるようになった。
本当は部室で出題される初級問題をやるために起動したのだが、
初級はどこがアタリになってるかを見分けるだけのような問題も多くてかったるい。
中級は以前トライした時は全然わからなくて、なんとなくで解いていたのに、
今はどこが急所かをジックリ考えてわかるようになっている。
これは進歩したってことだよな。

DSで囲碁関連ソフトは3作出ていて、AI囲碁、詰め碁、銀星とあるようだ。
まずPSPでもやってみたAI囲碁を試し、やっぱり2子で勝てるが定先で負ける。
たぶんソフトの強さは同じくらいだろうが、DSの方が思考時間が長く、ポンポン打ってこない。
次は趙治勲の詰め碁をやり、最初は簡単な死活だけだから100%でどんどんクリアしていくが、
途中で「ここから難しくなるよ」的な警告が出て、試行錯誤しなきゃ解けなくなっていく。
DSは二画面だから、下画面が碁盤でタッチ操作なら、上画面は情報窓になる。
その情報窓に、文章で問題が出るのだが、すぐに消えてしまうから見逃したらアウト。
どうせ生き残れか殺せの問題だから、文章は読めなくても大丈夫なんだけど、
問題にヒントが含まれることもあるので、読んでる最中に消えると困ってしまう。
生き残れという問題が、必ずしも二眼ではなくセキを要求することがあるのにも驚くが、
極めて順調に、ちゃんと理解しながら攻略できている。
こういう問題って、どうにかすれば必ず勝てるように作ってあるから、
負けるんじゃないかという疑いを持たずに、ありとあらゆる手を考える事ができるわけだが、
実践の局面では頑張っても勝てないところも出てくるわけで、
あるいはその局地だけでなく別の場所も見なきゃいけないしで、
詰め碁をどこまで実践に役立てる事ができるかは疑問だ。
しかし死活が素早くわかるようになれば、何かと強くなりそうなのも事実。
あと銀星はまだ手を出していない。

なるべく石を取られないようにするまでしか到達してない段階だから、まだまだ9路で。

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