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2007年 8月 7日 のアーカイブ
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ゲームボーイアドバンスのヒカルの碁で左為にルールを教えて貰い、
趙治勲のおぼえたての碁を読んで「たちまち強く」はならなかったが、9路盤ならだんだんわかってきた。
19路盤にステップアップするために、今読んでるのが「序盤の打ちかた」という本だ。
まさに19路盤へのステップアップのために書かれた本。
隅への先着、シマリとカカリ、辺のヒラキが書いてある。
しばらく9路盤しかやらないだろうと思ってたから、買っても読まずにいた本だ。

ところがこの本を読むのが非常につらい。
趙治勲の方は、「石を取られると悲しい」などと外人丸出しの表現はあるものの、
レイアウトがキッチリとしていて、あちこちの図に目をやって疲れることは少なかった。
しかしこの本はどの解説がどの図に対するものか、あっちこっち探さなきゃいけない。
しかも、それぞれの図に必ずタイトルが付けてあり、説明を妨害する一言になってて読みづらい。
もちろん、悪いのは本ではない。
書いた人が悪いわけでもなく、囲碁が悪いわけでもない。
本を読めないバカ、囲碁がわからないバカが悪いんだ。

でもバカなりに考えると、今はなるべくたくさん本を読むしかない。
ネット対戦だと、一局終わるまでは絶対その場を離れるわけにはいかないので、
昼間にさぼって対戦するわけにもいかないし、夜は眠くて何局も打てるわけがない。
客が来なければわりと長い自由時間があるから、その時間にどんどん本を読むのが最善かと。
で、家に帰ったらコンピューターかネット対戦で一局やって、適度に検討するくらいで。
あくまで囲碁というゲームがメインであり、ゲームを繰り返すのが最善なのは知ってるが、
攻略本を持ってるとより効率的にゲームが進み、よりやりこめる事も知っているから、
もはや囲碁の本は攻略本だと思って、より良いものを探さないといけない。

とりあえず今読んでる本は絶対に今週で読破し、来週から読む簡単な本が欲しい。
やっぱり何より、バカでも読めるってことが重要だが、どれがバカでも読めるかわからない。
しかたがないから手当たり次第に注文しちゃった。

まず石倉昇の「決定版! 囲碁入門その後の最速上達法」だ。
これはもしかしたら趙治勲のおぼえたての碁とかぶりそうなタイトルだが、
「これさえ知っていればアマチュア初段になれる法則」が書いてあるらしいからぜひ欲しい。
大学受験や資格試験においても、全てを丸暗記するのは効率が悪く、
仮に70点で合格できるなら100点取れなくてもいいと割り切ることで、
合格に不要な勉強を切り捨てて、必要な勉強だけにより多くの時間がさけるわけで、
おそらくこの本を読んで実践すれば初段まで楽にいけるんじゃないかと思って注文した。
「楽に」という表現は不謹慎だが、嫌にならず、面白く続けたいと考えれば、やはり「楽に」か。
発送に4~5日となってるから、ルミネスと同様、この本が確実に届くとは限らない。
なんせアマゾンだからな。

あと、DSの趙治勲の詰碁が、どんどん難しくなって解けなくなり、
ギブアップしても正解を教えてくれないから、書籍で簡単な問題が欲しくなった。
やはり趙治勲の「ひと目の手筋」「ひと目の詰碁」「ひと目の布石」をまとめて注文。
これらは在庫ありだから、たとえ最速上達法が届かなくても、この3冊だけは届くはず。
時間をかけて難しい問題を解くより、簡単な問題を反復練習した方がいいという、
これまた合格に必要な最低限の知識以外は切り捨てる精神に合致する詰碁と手筋。
そして、初段になるための布石。

これだけ読破すれば、あとは誰にも教えて貰わなくてもよくなる気がする。