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2007年 8月 2日 のアーカイブ
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囲碁は先手が有利なゲームだから、先に打つ方に5目半とかハンデをつけてようやく平等。
下手な方が先に打って良いというハンデを貰い、かつ5目半を付けないのが定先。
有利とか不利とかがあるということは、お互いに完璧な手を打っていけば先手が勝つことになる。
ということは、CPUと互角の勝負が出来れば定先の先手で勝てるはず。
それでも負けるということは、まだまだCPUより弱いと言うことだ。

igowinで定先の勝負を繰り返していると、たまに僅差で勝てることがある。
Most common rank: 12kyu
ということで、定先の中でも最も弱いアルゴリズムには勝てるかも知れない強さになった。
あれ?なんか急に成長しはじめた気がするぞ。
いや別に、何が出来るようになったとか言う実感はないが、結果が出ている。
詰め碁の問題がだんだん解けるようになったけれども、それが実践で役立ったことはあまりない。
本を読んだりネットで読んだことが役立って強くなったとは思えない。
むしろ、igowinでバンバン遊んでたら、やられたら嫌な所を先回りし始めた感じだろうか。
でも定先での初勝利はなぜか取れた3子が原因で、そのなぜかがわからないから納得してないし、
二回目は左右に綺麗に分かれて押し合った結果の僅差勝利だから、これも勝因がつかめない。

ということでまた、碁石に番号が表示されるバリュー囲碁で実力を晒す。
画像
11手目でしかけたアタリを守らないで12手目を打ってきたのが、いつものバリューの欠陥なのか、
それとも守る価値もない石だったのかは不明。
15手目はせっかく作った眼を維持したくて打ったのだが、今思えばこれがもったいない。
もう一つ上だった。
20手目を食らった時点で、もう右上しか守れないなという負けの予感。
そのまま順当に押し合ってやっぱり負けた。
最後に打った33手目だが、自分の地を1目埋めたくないからついつい忘れてしまう。
ここに打たれたら死ぬよと予見出来るようになった事に、今さらながらの満足。

さて、問題の15手目を一つ上に打ってから欠眼を補強したら、1目差の勝利までいけた。
もうちょっとで定先でも勝てる実力が付きそうな所だな。

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igowinで2子ハンデを貰っての勝率が上がった。
次は12級あたりで定先になるのだが、ぜんぜん勝てる気がしない。
石を分断されて取られないよう、守って守ってガッチガチに固まって、生き残るのが精一杯。
思うに、今はまだどこまでが安全かを判断できてないせいで、
過剰に守ってみたり、攻め込む勇気がなかったりしてるんじゃないかと。
だから、はじめからあるハンデを守りきれば勝利し、守りきれなきゃ負けてるんだと思った。
防戦一方で戦いに行かなきゃ、これから先には勝ち進めない。
またここで一つ超えなきゃいけない壁があるように思う。

PS1のヒカルの碁はやっとこさ、ズルしてバリュー囲碁に戦わせてエンディングへ。
もうキャラの顔が出る演出にも飽きて、たぶんもうやらない。
ということでPSPの他の囲碁ゲームをやる。
PSPのAI囲碁(最強設定)でも、2子ハンデで勝てるようになった。
定先は当然のようにボロ負け。
あと、GBAヒカルの碁のネットカフェで出題される中級問題が解けるようになった。
本当は部室で出題される初級問題をやるために起動したのだが、
初級はどこがアタリになってるかを見分けるだけのような問題も多くてかったるい。
中級は以前トライした時は全然わからなくて、なんとなくで解いていたのに、
今はどこが急所かをジックリ考えてわかるようになっている。
これは進歩したってことだよな。

DSで囲碁関連ソフトは3作出ていて、AI囲碁、詰め碁、銀星とあるようだ。
まずPSPでもやってみたAI囲碁を試し、やっぱり2子で勝てるが定先で負ける。
たぶんソフトの強さは同じくらいだろうが、DSの方が思考時間が長く、ポンポン打ってこない。
次は趙治勲の詰め碁をやり、最初は簡単な死活だけだから100%でどんどんクリアしていくが、
途中で「ここから難しくなるよ」的な警告が出て、試行錯誤しなきゃ解けなくなっていく。
DSは二画面だから、下画面が碁盤でタッチ操作なら、上画面は情報窓になる。
その情報窓に、文章で問題が出るのだが、すぐに消えてしまうから見逃したらアウト。
どうせ生き残れか殺せの問題だから、文章は読めなくても大丈夫なんだけど、
問題にヒントが含まれることもあるので、読んでる最中に消えると困ってしまう。
生き残れという問題が、必ずしも二眼ではなくセキを要求することがあるのにも驚くが、
極めて順調に、ちゃんと理解しながら攻略できている。
こういう問題って、どうにかすれば必ず勝てるように作ってあるから、
負けるんじゃないかという疑いを持たずに、ありとあらゆる手を考える事ができるわけだが、
実践の局面では頑張っても勝てないところも出てくるわけで、
あるいはその局地だけでなく別の場所も見なきゃいけないしで、
詰め碁をどこまで実践に役立てる事ができるかは疑問だ。
しかし死活が素早くわかるようになれば、何かと強くなりそうなのも事実。
あと銀星はまだ手を出していない。

なるべく石を取られないようにするまでしか到達してない段階だから、まだまだ9路で。