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2007年 8月 3日 のアーカイブ
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いずれ上手になって何段だって名乗った時、じゃぁ見せてって話になって当然だろ。
見せろと言われても道具を持ってないんじゃ、道具も買わずに段取れるのかって言われるだろ。
だから、この先使うとは限らなくても、さすがに道具は持ってなきゃいかんだろ。
しかし弘前はおもちゃ屋が全滅したので、スーパーあたりを回ってなければない。
青森のトイザらスに行こうと思ったが、わざわざ行ってもないかも知れないからAmazonで買った。
ヒカルの碁のマンガにハマったのは嫁も同じで、あたしは碁というゲームをやりたいと思ったけど、
嫁は人差し指と中指で碁石を挟んでパチンと格好良く打つことの方に興味を持ったらしく、
スーパーに売ってあった碁石が小さい囲碁セットはダメだって言われたから、
それはつまり、ある程度高いやつを買えって事だと理解した。
嫁の誕生日には自分が欲しいものを買う習慣をこのまま定着させたい。

買ったのは任天堂の折りたたみ新桂5号と、同じく任天堂の碁石。
碁盤の方は、桂と新桂の違いなんてわからないし、こだわりがないので安い方を選択。
碁石も安いのを買おうとしたのだが、高い方には「碁器付」と書いてあったからそっちにした。
あとでよく見たら、安い方にも碁器が付いてきてるからそれでも良かった。
共に在庫ありですぐ発送できる状態だったことが購入の決め手。
何日か待たされるくらいならトイザらスに行くよ。

届いたのだが、あたしは当面コンピューターと戦うつもりだから今すぐ開けるつもりはなかった。
どうせ子供が散らかして、しまうのが大変になるだろうから、出来れば開けたくない。
将棋ならせいぜい40個の駒をまるごと箱に入れれば片付け完了だが、
囲碁は数百個の石を白と黒に分別しなきゃいけないわけで、出来ればこれは出したくない。
しかし嫁がとにかくパチンとやりたがってるし、そもそも嫁の誕生日プレゼントだから仕方なく開封。
予想通り、盤はでかくで邪魔だし、碁器はひっくり返されて大変だし、子供がいたら並べることも出来ない。
とりあえず「にぎれよ」とか「パチン」とか「小目」とかやって遊ぶ。
そして、使わないからすぐしまう。

腕前も多少は上がってるみたいで、PSPのAI囲碁(最強)に定先で5目差の勝利。
5目差って事は、もしコミ5目半なら半目負けだから、まだ互角ではないが。
しかしようやく置碁から抜けれた事は非常に嬉しい。

次はバリュー囲碁(上級)とビシバシ定先で対局し、たまに勝てるようになってきた。
ちょっと気を抜くと意外な所で取られてしまって、そのまま計画を崩されて負ける。
アタリを教えてくれる設定にしても全然教えてくれない。
それから、あまり欲張って攻撃してると、逆に中に入られて大差で負ける。
中に入られた時の対処はいまだに全然出来ない。
でもうまいこと相手に石を取られず、中にも入ってこられず、
しかもなるべく欲張って地を広げる事に成功すれば、わずかの差で勝てるようになった。

どうも9路盤の勝負はおよそ15手までで決まってしまうみたいで、
それ以降は両者とも間違いがなければ正解は一本道になっちゃう。
ということは、その15手ぐらいまでを有利に打てるようになったから勝てるようになったわけで、
不利な状況を逆転できるほどの力があるわけではない。
危険を察知する能力もまだ低く、突然崩れて大敗したりもする。

でもコンピューター相手にたまに勝てるようになったのは事実。
そろそろコンピューターより強い相手を求め、ネットで対人戦とかすべきなのかな。

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