布石不合格
買った本が序盤ばかりに偏っていたので、もう布石は十分だとか思っていたが、
囲碁未来の問題でわからないのは布石ばかりとなった今、ここに非常に危機感を感じている。
初級、中級向け布石4題は、1題目、2題目ともに回答を見ても納得できなかったし、
3題目は定石の途中だからそこに打つらしく、その定石を知らないから回答の説明じゃ足りない。
4題目は星にカカリで発生する見たことがある形だったから、たぶん定石で手順を覚えてた。
と、この4題のうち、正解できたのは暗記した手順の1題のみ。
定石をたくさん暗記してもう1題は解けるようになるかも知れないが、あとの2題はいかんともしがたい。
上級向け4題も、そのうち2題は意味不明、残り2題は正解ながらも理由が違う。
先日読んだ定石の本で、小目のシマリとカカリは価値が大きく、星はシマリもカカリも小さいと書いてあり、
星にシマリを打つくらいなら小目にシマリを打とうという理由で選んだ2題が偶然正解する程度。
囲碁未来の段級位認定問題に制限時間はないので、死活や手筋は時間をかければ解けるだろうが、
布石は時間をかけても知らなければ出来ないみたいなので、とにかくここを勉強しなきゃいけない。
せっかく詰碁が面白くなってきた所だが、詰碁より布石とか定石とかを勉強しないといけないようだ。
しかし囲碁未来の問題が解けるようになるためには、どう勉強すればいいんだろうか。
一応、ひと目の布石に「初段突破」と書いてあるのでこれを読み返している。
やはり、わかる問題はわかるが、わからない問題は答えを見てもわからない。
そのうちのわかる問題はなぜわかるかというと、もっと簡単な本とかNHK囲碁講座で覚えたからだ。
簡単な本で覚えたことだけじゃ囲碁未来には通用しないし、簡単じゃない本は解説がわからない。
弱点は認識したけれども克服するためにちょうど良い勉強に辿り着くことが出来ない。
つーことでやっぱり、焦って本でも買ってみるかと言うことになっちゃうわけだ。
布石のベスポジ、ベスポジを探せ、という二冊と、マイコミのやさしい定石。
定石に関しては、書店でもざっと見たけれどどれも欲しくはならなかったので、
今日新発売の本を試しに買ってみることに、数日前から決めていた。
布石は囲碁未来対策だから日本棋院のが良いかなと思って決めた。
問題を解いて送るだけ初段になれるなら楽勝かと思ってたのに、こんなに解けないとは。
今月送ったBコースの布石問題も、今見返したら自信がなくなってきた。
布石はこんなに勉強しなきゃいけないジャンルではないと思ってた。