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2007年 8月 6日 のアーカイブ
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9路盤の囲碁なら、ちょろっと打てばちょろっと終わるほどあっという間だから、
便所に行ける程度の時間があれば対局も可能ってくらいお手軽だ。
勝とうが負けようが、何度でも気軽にチャレンジしてなんとなくでも覚えることが出来た。
そろそろ19路盤にステップアップしたいのに、広いとそれなりに時間がかかると思うと面倒くさい。
ほぼ4倍の広さがあり、19路盤で1敗したら9路盤での4連敗に相当するわけで、
初心者だから負けるのはわかってるけど、負けるのを知ってて時間を割くのは面倒くさい。
これまで9路盤で覚えてきたことだけじゃ、19路盤でどうしていいのが全然わからない状態だ。
こんな、はじめたばかりの初心者と互角に打ってくれるソフトはないんだろうか。

ともかく、戦っている様子を見たことがないのに、ルールを覚えたからって打てるわけがない。
ゆえに、無料登録でネットの碁を観戦しつくす。
昨日はKGSという所に接続したのだが、回線切断やブルースクリーンで再起動が起った。
それがクライアントのせいだったのかどうかを特定する証拠はないけど印象は悪い。
関西棋院も見てみようと、サイトまでは行ったのだが、アイテムがどうとかアバターがどうとか、
たしかにそういうのがあればネットゲームとして楽しそうだが、馴れ合いが目的ではないのでパス。

で、今日は無料で十日間使える日本棋院の幽玄の間を見に行った。
クライアントを起動して、どんな操作なのかを確認してたら、突然対局を申し込まれる。
もちろん仕事サボリながらだから、対局できるようなまとまった時間はなくて、すぐに断った。
そして、その対局をしようとしてきた人を検索し、その人が打ってる所を見学。
見学してたら別の人から申し込みがあり、誰とも対局しない設定にすることを覚えた。
いったんソフトを終了したら、アクセスバイオレーションのエラー画面が出現。
ネット碁のクライアントはこういうものなんだなと、あきらめる気になった。

さて、対局は見ててなんとなくわかるようになった。
有段同士の方がかえってチンプンカンプンで、20級くらいだと大きなミスをやらかすからわかりやすい。
また、上手になると最後まで勝負せずに投了しちゃう事が多いから、最後まで見れなくて、
その投了時点でどうして負けると判断出来ちゃうのかさえわからなかったりする。
初心者なら負けてても最後まで打つみたいだからその方が参考になる。

で、他人の碁を参考にした結果だが、20級ぐらいの人にさえあたしは絶対勝てないと思った。
盤が4倍広いので、序盤の戦いは4箇所で起るのだが、9路盤で4面打ちでもしてるかのように見える。
もうその時点で無理だし、終盤になると置ける所を探すだけでも大変だ。
あんなのを時間以内にやるなんて絶対に不可能だ。

ということで、見ただけで挫折した。
マンガのヒカルの碁を読み返したら、1巻で囲碁教室の問題を簡単な問題だと言っていて、
このレベルが簡単だとすれば難しいレベルは一生解けないんじゃないかと思ってさらに挫ける。
ヒカルが詰め碁選を貰うために解いた問題なら簡単だが、あの時点で小学生なうえに、
まだ誰からも死活を教えて貰ってない時点でといてるわけで、あたしの進歩の遅さを実感した。

やっぱり囲碁は頭が悪いと難しい。
無理かも知れん。