将棋が面白い

1421 letters | 616 views | コメントする

日曜日はNHKで囲碁とかやってたなぁーっと思い出して、テレビつけたら将棋やってた。
居飛車の解説で、どう打てばどうなるかを3種類ぐらい検証し、最善の一手を決める。
相手にも最善の一手を打たせて、また自分はどう打つか3種類くらい検討する。
こう攻めればこう返されてしまうから、こうするのが一番良いよって解説見てるだけで面白い。
その後、有段者同士の対戦を解説付きで見たが、これまた面白い。
特に終盤、飛車取りを仕掛けられているのに、その飛車を動かしちゃ勝てなくなると言うことで、
一手も無駄な手を打つことなく攻め続けて結局詰ませたのが面白かった。
ま、見てるのは面白いんだけど、こりゃ自分には無理だとあらためて思ったのも事実で、
自分でやる気がないゲームについての講座をあまり真剣に見るつもりはない。

将棋が終わって、最もテレビに集中しにくい日曜の昼に囲碁講座が始まる。
流行ってなさを物語る。
当然ながら、ちゃんとした19×19の盤を使った解説をするので、9×9しか知らないあたしには難しい。
ここにこう置いたら、相手はこう置くのが当たり前だという感じで、テンポ良く解説していく。
でも、なぜそれが当たり前なのかが理解できない。
解説が入った手については理解できるが、解説が入らない手はどうしてそうしたのかわからない。
レベルが自分に合わなすぎて、一切役に立たない囲碁講座だった。
多分来週また見ても、また全然わからないだろうから、ある程度実力がつくまで見ない事に決めた。
囲碁講座の後、NHKトーナメントとか言うのが始まった。
先日買った本の著者、趙治勲もシードで参加している。
この日は一回戦の対戦で、やはり将棋と同じく、考え中の静寂を解説で埋めていた。
で、この解説もサッパリわからない。
対戦もわからないし解説もわからないから、この対戦を見ても全く面白くなくて、
しかもなかなか先に進まなくてヒマでヒマで、いつの間にかウトウトしてしまう。
目が覚めたらアブラハムがどうのという、全然違う番組になってた。
将棋は見てるだけで面白いのに、囲碁はサッパリわからなくて起きてることすら困難。
こりゃわかるようになるまで相当な時間がかかるだろうな。
人気がないのも無理はない。

午後はヨーカドーのおもちゃ売り場で遊んだ。
将棋とオセロとUNOは売ってたけど、囲碁は売ってなかった。
やはり絶滅寸前。

こんなに面白くないなら囲碁はやめて将棋をやれよと思ってしまうけれども、
むしろ将棋はある程度やって、これ以上面白くならないことを知ってしまったし、
まだあまりやってない囲碁にこそ、もしかしたら将棋以上に面白くなりそうだと期待してる。
でも、この囲碁講座をみたら、面白くなる前にやめちゃいそうな気がしてきた。

たぶん関連のある記事:

コメントは終了しています。