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いまさらながらヒカルの碁の18巻まで揃えた。
もし、囲碁少年がどんどん強くなっていくだけのマンガだったら流行らなかったはず。
最強の囲碁オバケが憑依して、しかもオバケが勝ち進むのではなく、少年が強くなっていくのが面白い。
しかし、主人公がだんだん強くなっていって、プロを目指す辺りからオバケの登場機会は減る。
オバケのアドバイスを貰えば勝って当たり前だから、主人公が自力で勝つマンガへとシフトする。
そして、プロ試験にも合格し、オバケではなく主人公の力が周りに認められるようになった頃、
オバケは最高の一局を主人公に見せた事に満足し、成仏してしまう。
ジャンプのマンガなんだから、いったん成仏したオバケがまた出てきても不思議ではないのだが、
そんな期待を引っ張りつつ、結局ただ囲碁を打つだけのマンガになって、そのまま第一部完。
オバケが消えた後、主人公ではないキャラが外国に修行に行くシリーズになるが、
やはりただの囲碁マンガだからちっとも面白くない。
最後はライバルと初対決をするのだが、対局シーンは途中までしか描かれず、
セリフで負けてしまったと言わせた上で、オバケの夢を見ておしまい。
お化けが出てこないのであれば、続く第二部もどうせ単なる囲碁マンガだろうと思うと、もう興味はない。
しかしそこまでのお話は大変面白く、気になるシーンを何度も読み返したりした。
マンガを楽しんだ後、ゲームボーイアドバンスのヒカルの碁をまたやりたくなった。
以前のあたしなら、理想のゲーム機はPCであり、画面やボタンが小さい携帯機ではやりたくなかった。
タッチペンが使えないから、しかたなくDSのゲームをDSで遊んでいたけど、
それ以外のゲームを携帯機でやるなんて論外だった。
でも、しばらくPSPで遊んでいたら、逆にPCだと面倒くさくて起動する気が起きなくなった。
なんでゲームやるのに長時間椅子に座るんだっていう気持ちだ。
PSPほどの画面の大きさであれば、好きな姿勢で出来るメリットの方が優先し始めた。
そういうことで、初めてPSPにGBAエミュレータを入れて動かしてみた。
アドバンスのゲームの内、最近でも頻繁にやっているのはリズム天国だけだから、
実機と反応速度を比べるために、まずはリズム天国を試した。
実機ではばっちりなタイミングをエミュで入力し、どれだけ遅れるかを調べてみたが、
Windows上のエミュレータでやるリズム天国より反応がよくて驚いた。
ま、それでもジャストではないので、音ゲーは実機じゃないと十分に楽しめないけどね。
しかしその他のジャンルであれば、PSPでGBAはストレス無く遊べる範囲だ。
それどころか、画面のストレッチがあるので実機より快適かもしれない。
本当はヒカルの碁のゲームをやろうと思ってエミュを入れたのだが、
結局、まだルール読み中で、一度も戦わずに寝かせてある。
以前そのゲームでちょっと覚えて以来、ゲーム以外では囲碁をやっていないでいたら、
ルールも用語もすっかり忘れていたので、もう一度ジックリ覚えたいから、
まだ中途半端にしてたFF2をもうちょっとやって、その後であらためてヒカルの碁をちゃんと遊ぼうと思った。
コンピューターの思考時間をフレームスキップで速くしたりとか出来るかどうかが気になっている。
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