サッカーで優勝しそう?

日本の話だと思わないで、とあるドイツと引き分けた国の話と思え。
日韓大会のとき、まずドイツ人に紹介された日本語は、審判等を脅迫する文章である。
そういうジョークなのだろうが、それでもこういう事が思いつく国であることは確かで、
今の日本では、「主審の車にイタズラするぞってどういうの?」なんて聞かない話だ。
それだけ、ドイツのホームでドイツに引き分けるというのはすごいことで、
韓国並みの凶悪なプレイと韓国並みの誤審続きで、韓国以上の実力のドイツに、
結果は引き分けだが、サブのFWまで試す余裕も見せて勝ちかけたチームなわけで、
日本ではなく、そんなとんでもなく強いチームAがどうなるかという話。

個人の能力は最強なブラジルと、組織力に頼るチームAでは、直前の伸びが違う。
チームAは、十分な組織練習をしてないコンフェデの時点でブラジルと引き分けている。
同大会でアルゼンチンに圧勝した本当に強いブラジルとの引き分けだ。
今回、ブラジルにロナウドやロベカルらが加わる以上に、チームAの組織力向上は大きいはず。
つまり、ブラジルよりやや上ぐらいの力はあるということになるのだ。
日本だと信じられないけど、チームAは実績とスタイルからそれが妥当な地位である。
もちろん、多少の番狂わせはあるわけで、これに準ずる強さのチームや、
相性の悪いチームになら、チームAでも負けるかも知れない。
そんなチームとはどこで当たるだろうか?
一番強そうなブラジルとグループリーグで当たると言うことは、
グループリーグを勝っちゃえばもう決勝まで当たらないということになる。
日本が何度も負けているアルゼンチンは、少なくとも準決勝まで当たらない。
アルゼンチンはC組だから、日本ではなくブラジルと先に当たるかもしれない。
結局チームAが警戒すべきは、グループリーグでブラジル、決勝でブラジルということだろう。
今回の優勝候補は、チームAとブラジルの2ヶ国だ。

さて、日本の良いところだけ見ると、限りなくチームAに近づいているわけだが、
マルタ戦はどうしてパスがつながらなかったのだろうな。
大差で勝って勢いを付けるつもりのカードで、88分も無得点だったのもチームAだ。
強豪といい勝負して引き分けってのは確かに評価できるけど、勝ちではないのも気になる。
ドイツのホームで圧倒しておきながら、その勝てる試合を引き分けたのもチームAだ。
良いところに注目すると優勝候補だし、悪いところを見るとリーグ敗退しそう。
組織で戦ってるチームって、個人のコンディションではなくチームのコンディションだから不安。

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