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2006年 6月 24日 のアーカイブ
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W杯終わるたびに、いや、終わってないので、日本が負けるたびにか。
自分ならどういうチームを作ったとか、どういう作戦で行ったとかいって、
サッカーのゲームでもやってそれを再現してやろうとか思うよな。
でも、たとえばウイイレみたいなゲームをやると、ゲームで勝つコツが存在し、
サッカーの勝ち方ではなくウイイレの勝ち方をしてしまうようになる。
アクション系のゲームは、サッカーをモチーフにしたインベーダーっていう認識だ。
そうじゃなくて、チーム育成みたいなゲームもある。
サターンのサカつく2だったかは、フランス大会の後に数百時間やったと思った。
本当に、ゲームで破滅するからやめろってば。
で、そのサカつくは、自分で試合中の選手を動かせなくて、
代わりにどんなスタイルでも自分で好きなサッカーのトレーニングをやらせ、
試合で監督として采配と応援をし、勝ってくれるのを祈るのみってゲームだが、
ちゃんと何が優れて良いプレイが出たか、何が悪くてやられてるのか実況してくれるので、
どういうスタイルで戦えばどんな試合になるのか、いろんなサッカーを試せてハマったな。
ただし、サカつくは選手同士のケンカの面倒みたり、起用の不満とつきあったり、
現実に直面するであろうクラブ運営の問題を盛り込みすぎて、
サッカーの部分だけを楽しむものではないので、敷居が高くて人を選ぶ。
実際、プレステ2で出たサカつくの一つを買ってみたが、それは全然ハマれなかった。
でも、GBAのサカつくは面白くて攻略本も買った。

ウイイレみたいに簡単に遊べて、サカつくみたいに様々なスタイルを楽しめて、
「自分ならこうやるぞ」で、「そうやればこうなるぞ」と手軽に遊べるゲームがやりたい。
それをやらせてくれそうで、今興味があるのが任天堂のGBAのカルチョビット。
http://www.nintendo.co.jp/n08/bixj/
一緒に通信対戦する友達がいれば即買っちゃうくらい興味はあるんだが、なんせ30代だし。

それに今回の敗戦の教訓の一つに、ゲームなんかやってちゃいかんというのがある。
人間の時間は有限なんだから、サッカー選手は1秒でも多くサッカーのことを考えるべきだと。
童貞よりもサッカー下手な方が恥ずかしい国の人達は、
日本人がマスかいたりモヒカン整えてる時間に、ボールの回転方向と蹴る位置を考えている。
大黒とアレックスがUNOやってる間に、ホワイトボードで討論してる国だってあるはず。
小野と福西がマリオカートやってる間に、マークの受け渡し確認してたらもっと良かった。
結果さえ出せば、それ以外の時間は何やっててもいいんだろうし、
無駄があってこそ人生は楽しく、無駄なく仕事に没頭して、それしか楽しめないのはイヤだ。
でもゲームで過ごす時間、麻雀で明かす夜、パチンコで座ってるだけの一日、
なんか、生涯のうち起きてる時間の何%が何やってたとか思い出してみると、
遊んでる時間って意外に長くて、あまりがんばってない、怠けてる自分に気がつく。

ゲームはあまりやらない方が良い。
でもこのゲーム面白そうだなぁ。

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