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2006年 6月 14日 のアーカイブ

デルピエロが集めた素人対俊輔が集めた素人のサッカー対決で、
彼らは、日本人はゲームばっかりやってるから楽勝だ見たいなことを言った。
そりゃね、デルピエロにとってはジョークの一つかも知れないが、
本気で日本人はゲームのせいで弱体化してると思う。
たぶん、日本代表ともなれば、UNOくらいやってもTVゲームはやってないだろうな。
だがね、その代表のメンバーが闘うJリーガーとか、学生時代の相手はどうかな。
ゲームやってサッカー下手になった人に揉まれても環境は良くないといえる。
アスリート全員がゲームやめて底上げが必要。

ゲームやってサッカー下手になるのか?
あたしゃ、人生という物は何をやってもその人の糧になると考えている。
たとえニートやって遊んでいても、その遊んだという経験が生きるだろうし、
ゲームやってても、ゲームやらない人にはわからないことがわかると考えている。
しかし要はその時間配分で、何をやってもプラスになるといっても全てをやる時間はない。
貴重な時間を割いて、ゲームでコンピューターを攻略する技術なんて、
人間と勝負するアスリートは身につけなくても、むしろその時間にケンカでもしてろと。
キーパーとフォワードの駆け引きは、人と人の1対1の勝負である。
サッカーだけじゃないしスポーツだけじゃないし、人との勝負こそ人生を分ける。
人生で負けてもいい勝負といけない勝負があるかもしれないが、
W杯で相手キーパーと1対1になったときよりもっと重要な勝負などはない。
その大事な勝負でキーパーにパスしたり観客にパスしたり、
日本人は全員が対人恐怖症か?鬱病か?
だから、家で一人でゲームやってるくらいなら、街で誰かにケンカ売ってろという話だ。
ケンカばっかりしてる素人の不良高校生の方が、代表FWより点取るっちゅう話。
毎日1対1でチームプレイを知らない相撲取りの方が、アレックスより突破するという話。
いや別に、ケンカや相撲が推奨ではないぞ。サッカーバカはずっとボール取り合ってろ。
キーパー3人も連れて歩いてるのに、土壇場で勝負すら出来ないFWは何練習してるのか。

ジャンプとかも一人一冊で買わないで、言葉の駆け引きで回し読みの勝者を目指せ。
そのジャンプだが、キャプテン翼で1対1のカラテの世界からキーパーになった若島津がいる。
それは非常にわかる話だと、当時は納得したのだが、
いざ自分でしばらく空手漬けになって、何年かぶりにボールを蹴ろうとしたら、
空手の蹴りが染みついて、自然なボールの蹴り方がわからなくなってしまった。
以前は別に、ボールを蹴る方法なんて考えなくても自然できた当たり前のことなのに、
もう何も考えないキックという物を、体が自然にやってくれなくなっていたのだ。
なるほど、だから若島津はキーパーになったのかと納得し直す。
って、受けるより避ける癖が付いたあたしにはキーパーも無理だったが。
よって、1体1の駆け引きを鍛えるためには空手だけは非推奨だ。

ところでウクライナは、日本を騙して試合を組み、金だけ取って二軍で試合し、
しかも審判におかしな事をやらせて典型的なホームゲームをやった詐欺国家なので、
日本はおそらく、もうこれから永久にフレンドリーマッチは組まないだろう。
大会で当たらない限り対戦することはない。
今思えばアレって日本が意味なくバカにされたんじゃなく、民族差別を受けてたんだな。
あれはサッカーしに行ったのではなく、大集団から差別されに行ったのだ。
そのウクライナが今ボッコボコにやられて、もうザマーミロって感じている。
国歌斉唱中、センターサークルにしかれたシートには、民族差別反対のメッセージがあるが、
ドイツ大会でナチスの国が、一番目立つところに掲げたメッセージがこれってのを大評価。
天罰をあたえた天を超評価。

自販機では当たりが出たら1回チャンス、コンビニでは2本買って1回チャンスだそうだ。
自販機の方は買ってないので、コンビニの話。
従来の、ペットボトルにおまけが付いてくるってだけじゃなくて、
その裏側にナンバーが振ってあって、cocacola.jpでオマケ二個のナンバーを入力すると、
応募可能回数が1個増えるという仕組みになっている。
で、何に応募するかというと、そのサイトでW杯の好きな3試合の勝敗のみを予想して、
当てればもれなくタオルがもらえるというシステムだ。
良さそうな話だったが、やってみたらたいした話ではなかった。

まず、好きな3試合という時点で、勝手に夢は膨らんだ。
どのグループにも強豪国とそうでもない国が入ってるわけだから、
全試合から選び放題だったらだれでも楽々ゲットじゃないかと思って、ペットボトル2本購入。
実際は、期間を3日ぐらいずつ区切ってあり、最初の3日から3試合を選ぶとか、
次の3日から3試合を選ぶとか、その選ぶ3試合は同じ期間から選ばないとダメ。
だから例えば、日本3連勝で応募したくても、日本の試合は1つしか選べない。
なるほど、そんなに簡単ではないか。

次に賞品だが、さすがに当てた人全員にプレゼントだから、たいした事なさそう。
ユニホームとかだったらコーラ10本とか買いそうだけど、タオルだもんな。
しかもタオルといったら大から小までいろんなタオルがあるわけで、
400×1100つったらまぁ微妙な感じだろうな。
さらに迂闊だったのは、いくつかあるタオルのうち、どれが欲しいか選べないって事。
10回当選して10枚全部ウルグアイだったら決定力不足にもほどがあるな。
お空に向かってシュートして何が「惜しい」だと言うことも考えられる。

といっても、おまけ付きペットボトルを二個購入したので応募してみた。
べつに、おまけなしでも買ったものだから、買わされた感はない。
日本の結果が一番象徴しているが、W杯での各国の仕上がりは、やって見なきゃわからない。
強いはずだと決めつけていたチームが弱かったり、またはその逆。
でも、各国の初戦を見てしまえば実力も伝わり、2戦目からの予想は可能。
日本で言えば、ドイツ戦とマルタ戦をみただけじゃ、優勝するか3連敗するかわからないが、
オーストラリア戦をみて、クロアチアにもブラジルにも惨敗するってのは確定した。
よって、1周目の試合予想はあえてせずに様子見し、15日以降から確実にチョイス。

仕上がり最高のイングランド×引き分けで大喜びのトリニダード・トバゴ
言わずもがなアルゼンチン×弱すぎセルビア・モンテネグロ
予想を上回って強いメキシコ×格が違うアンゴラ

他にも、オランダ、ポルトガル、チェコ、イタリア、と、この期間は勝負の見えた戦いばかり。
その中でも、ここは引き分けすらないであろう上記3つを選択してみた。
本当は日本やブラジルを絡めたいのだが、あたしゃ今、F組に対する判断力は極端に低い。
予想と希望とヤケクソと、ショックでどれがどれだかわからないからやめておく。

その最悪の判断力の内訳はこうだ。
最悪の場合、結果として負けでも良いから強い日本が見たかった。
弱い日本なのに勝てば喜べるっていうほど国を溺愛してはいない。
よって、クロアチア戦は温存してボロ負けし、ブラジル戦では強い日本を見せて負けて欲しい。
もう当分は出れないW杯なんだから、勝ち負けより良いサッカー見せて欲しい。

なんかもう、一日中サッカーの事ばかり考えてるな。