オーバーワークもたんぱく質量も個人差

実験には誤差が発生するが、生き物の体を実験する場合は誤差どころじゃなく大きくバラつく。
学生時代は魚のハゼで実験してたけど、期待するような綺麗なグラフは出ずに終わった。
魚ですら個体差が激しいのに、人間だったらさらに個人差が大きく出るだろう。
最近だと、重症化する人としない人の違い、副反応が強い人と弱い人の違いも一概に説明出来ない。
重症化しやすい人の傾向とまでは言えるが、それに当てはまれば重症化するとは限らない。
傾向に当てはまってないのに自分だけ重症化するって場合もある。
それと同様に筋トレの方法論も、個人差のせいで答えが出せないのは当然のことだ。
「普通は」とか「多くの人は」に自分が当てはまるとは限らない。
たんぱく質が筋肉の材料になるという話には個人差がなく、そこまでなら万人に当てはまる。
しかしどのくらいの量を摂取すれば良いのかは、個人差のせいで誰にも当てはまらない。
必要量が多い人も少ない人もいて、有害となる最大摂取量も個人差がある。
自分が平均値からどれだけ離れているのかは簡単にはわからない。
しかも加齢によって変化していく。
何セットやれば効率的か、何分休めば回復するか、週何回が良いのか、平均値は語ることが出来る。
でも平均値が自分に当てはまる訳じゃないし、友人やクライアントにも当てはまらない。
平均値はただの中間であり、当てはまる人が多い訳じゃ全然ない。
当てはまらない人が例外なのではなく、ピッタリ当てはまる人の方が例外な事も多い。

あたしは合法な範囲の薬物を摂取してるけれども、国によっては違法な場合もある。
もしくは競技に参加する人はルール違反になる場合もある。
そう言う薬物については話題がタブー視されることで、正確な情報が出回りにくい。
さすがに何十年も前からある物だから、万人に当てはまる物質としての性質は既に出尽くしている。
ところが個人差が生ずるような性質については、あまり大っぴらに語られてはいない。
みんながそう言ってるから本当だろうという情報が、実はごく一部の人からの拡散だったりもする。
特に日本人は英語が苦手なせいで、世界の常識とは異なる日本人だけでの迷信が広がっている。
世界の常識だと思ってた情報ですら、誰かが感想を拡散させただけかも知れない。
アナボリックステロイドの情報で信用できるのは科学的構造のみだ。
これを体に入れたときに何が起こるのかは、全て個人差であり一概には言えない。
錠剤を一個飲み込んだだけで即死する人も間違いなくいる。
シュワルツェネッガーは大量に摂取してたのに老いてもピンピンしている。
どの程度の効果が出るか、どの程度の副作用が出るか、全く一概に言えたことではない。

あたしの場合、今は50日服薬と10日休薬で2ヶ月周期で様子を見ている。
本来なら服薬期間より休薬期間を長くすべきだと言われているから、だいぶ危険を冒している。
通説とかけ離れたことを自分なりにやってるので、そのせいで死んでも別にいいと思ってる。
問題は生き残った場合で、後遺症を抱えて長生きすることが怖いとは思ってる。
まぁでもそのときはそのときで、また別の死ぬかも知れない事を勝手に試して破滅すればいい。
どんなに悪くなっても最悪は死ぬだけだし、どんなに良くなってもどうせ死ぬしな。
ゴールは決まってるんだから好きにやるわ。
むしろもっと極端に、80日服薬10日休薬の3ヶ月周期とか、摂取量を倍に増やすのも試したい。
けど別にあたしの目的は人より多く筋肉を付けることではない。
若い頃に比べても低下してる男性ホルモンを、不足ではない程度まで補充したいだけだ。
現在の薬物利用で十分に補われてるので、これ以上エスカレートしたいとは思っていない。
特に性的な衰えが解消されているのが目安で薬の量には満足している。
ただ、よく死にたくはなるので、そのときにヤケクソで薬を増やしたくはなる。
でも薬を増やすことにメリットを感じてないので、ヤケクソで何も得られないからやらない。

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