関節ポロポロ∀

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海賊版のガンプラは接合部がキツすぎたりユルすぎたりする。
キツい所は奥まで刺せないので合わせ目がガバガバに開いて塞がらない。
合わせ目を消したいとまでは思わなくても、割れ目が閉じないのはひどすぎる。
オス・メスのオスを切断したり、メスを削って広げたりし、接着剤でくっつける。
だからプラモを作るための道具が揃ってないと、そもそも海賊版は作れないと思う。
いや海賊版をわざわざ買う人は道具も中国から安く買うだろうけどさ。
ポリキャップが特に酷くて、キツい所は削らないと入らないし、ユルい所は保持できない。
ターンエーガンダムを作り終えたが、股関節や脊椎がユルすぎてポロリしまくる。
腕のポーズを取ろうとして脚がポロリ、脚をつけようとして胴体真っ二つ。
もうこれ、さすが海賊版っていう質の悪さ。
正規品の価格だったら許さないが、なんせ261円で買ってるから価格相応と思って許せる。
いやマジでそのくらいの価格じゃないと買っちゃダメなのよ。
海賊版は品質が悪いから、少し安いくらいじゃ買う価値なくて、圧倒的に安くないとダメよ。
キツい所は工作してどうにかなるが、ユルいところは対処しようがない。
と思ってたら、関節に何かしら塗って対処する事は出来るようだ。
普通にAmazonでも数百円で売ってるが、それをわざわざAliExpressでポイント貰いつつ買った。
いやピルカッターとか欲しいものをカートに入れてたらChoice埋まったから。

ターンエーは白を成型色つや消しにして、他はガンダムマーカーのガンダム用セットで塗った。
そしてこれも品質の悪さだと思うが、白のランナー二つが成型色ちょっと違うんだよね。
クリーム色っぽいところと真っ白なところがある。
これたぶん正規品は色分けしてないんじゃないか。
二色に分ける意味ないからね。
だったら白も塗装しようかと思ったが、作業がだいぶ進んでから気がついたので諦めた。

背中に月光蝶を取り付ける穴がないので工具で開けた。
その後気がついたが、背中のパーツも月光蝶のパーツも一個ずつ外すと取り付けられるのね。
これもたぶん正規品の月光蝶には取り付け方が書いてあるんだろう。
海賊版の説明書には穴に刺すって書いてあるんで、穴がないから開けるってしか思いつかなかった。
月光蝶の品質も悪くて、一部ビニール剥がれてる。
月光蝶をつけると重心が後ろに行くので、中華ベースだと前に傾けないと倒れる。
アクションベースだったら重心後ろ過ぎても全然支えられる。
が、自立させてないと脚がポロポロ取れてくる。
もホントに他の海賊版と比べてもかなり品質低いキットだわ。
なんか知らんけど右脚が何度もゴミ箱に落ちていった。
ただ外れるんじゃなくてゴミ箱に吸い込まれやすい。

でも顔やオデコを塗装したことで愛着が湧いたし、形状にもかなり魅力を感じるようになった。
プラモを作らなければこんなにターンエーを好きにならない。
関節を補強したくもなったわ。
あと月光蝶が邪魔なので飾るのは最初から最後列だ。
アクションベースに乗せて気に入ってる顔さえ見えれば良いや。

嫁「なんでガンダムにこの翅?」
ワイ「最終回でエヴァンゲリオンみたいな事になって翅はえた」
嫁「それなら納得」

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