逆アナボリックウィンドウ

かつて日本人がもっと無知だった頃、筋トレしたらすぐプロテインを飲んでいた。
今でもそうだって人が大多数かも。
プロテインとステロイドの区別も付いてないはず。
タンパク質をどのタイミングで摂取すべきかは、結局サプリ屋さんの戦略だったのかなと。
なかなか筋トレ直後に食事出来ないから、プロテインを飲めば良いですよと。
肉だと吸収に時間がかかるから、ホエイで素早く筋肉に届けるんだと。
さらには筋トレ後じゃもう遅いから筋トレ中にもアミノ酸を飲みましょうと。
筋トレしながらじゃ消化がうまく行かないからプロテインじゃダメですよと。
で、プロテインもアミノ酸も両方買え、って事になったんだろうな。
あたしは筋トレ前中後のタイミングにこだわってない。
むしろライフスタイルに合わせたら筋トレ前にプロテインを飲んじゃってる。
朝起きたらまず忘れないようにサプリやら薬やらを飲むわけだ。
その時プロテインも飲んじゃう。
目が覚めてきたら筋トレを開始するので、筋トレしながら消化してて不正解となる。
さらに夕方も帰宅したらまず忘れないようサプリや薬とプロテインだ。
そしてダブルスプリットとなる筋トレを始めるので、朝と同様に不正解だ。
不正解だけどもうこれで何年もやってるんだわ。

しかもホエイとソイを混ぜてるから1回量が通常の2倍で、さらにマルトデキストリンも入る。
小さなシェイカーじゃ入りきらなくて、デカいのを探してなおかつギリギリの量だ。
筋トレ前にこんなに大量のプロテインとマルトデキストリンを飲んで大丈夫か。
消化不良とかゲロ吐いたりしないのか、って言う心配はしたことない。
液体で腹一杯にして筋トレしてるのよ。
けど全くそれで不快感があったことはない。
消化の主役はphと酵素だから、内臓に血液が集まる重要度は高くないと考える。
筋トレして血液が筋肉に行くとか内臓に行くとか、深く考えるほどの問題じゃないのかと。
と言うかそれもサプリ屋が考えたセールス戦略だろうよ。

前中後に意味があると思ってる人は、色んなサプリを色んなタイミングで飲む必要がある。
あたしは全く意味ないと思ってるからね。
そもそも筋肉がつくサプリなんてあったら魔法なのよ。
副作用と引き換えに筋肉がつく薬は存在するけど、副作用がなかったら魔法なのよ。
サプリは何かに効く薬じゃなくて、あくまで何かの栄養でしかない。
ただの栄養をいつ摂取しようが、特に前中後で何か仕事するって話はもうどうでも良い。
カフェインは栄養じゃなく覚醒剤の仲間だから、飲むタイミングには意味あるな。
他にも薬物ならプレワークアウトにも意味あるが、サプリはプラセボしかない。

そういうわけで、一番面倒くさくないタイミングでサプリや薬をまとめて飲んでる。
まとめて飲むなら意味ないアミノ酸とかも売ってるわけだ。
サプリと魔法の区別がつかなくて、副作用なく何か奇跡が起こると思ってる人が買ってる。
買う人がいるおかげでサプリ会社は成立し、その分、プロテインは安く買えるから良いんだけど。
あんまりEAA買う人をディスらずに、経済回して貰った方が良いかもね。

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