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2021年 10月 16日 のアーカイブ

加圧トレーニングのまねごとをやってるけど、やる意味があるのかどうかは微妙ではある。
昔は流行ってたから、セレブがやってる高額トレーニングを我流でマネするお得感はあった。
今どきセレブもやってないような方法だから、お得感がなくなって実際の有効性だけが評価される。
本物の加圧トレーニングは今でも高額だろうから、金額に見合った有効性かどうかが重要だろう。
でも我流でやってた場合はお金の問題はなく、タダならやるのかって言う判断基準になる。
このとき必ず筋トレと比べられるが、あたしとしてはこれは筋トレの仲間ではない。
有酸素と無酸素を比べてるような物で、筋トレの方が優秀ですってのは欲しい結論ではない。
筋トレだと思ってる人にとっては、そりゃ筋トレした方が良いに決まってるわ。
じゃあ筋トレ以外に何があるのかって言うと、何かがあるかどうか自体にやってて疑問は感じる。
ただしあたしのは本物じゃないので、結局誰の話を聞いても当てはまらないところでもある。
今やってる方法は、左右の腕に看護婦サイトで売ってる駆血帯というアイテムを巻く。
まさに注射を打つときに血管を浮き出させる巻き方とちょうど同じくらいの圧で良いだろう。
その状態で、ほんの軽いゴムチューブを引っ張って力こぶ部分を伸縮させる。
タイマーを見ながらやってるが、2分か3分くらい続けると二頭筋に乳酸が貯まって痛くなる。
この二頭筋パンパン状態を維持しながら、休み休み5分か6分くらいは続けている。
そしてタイマーを止めて駆血帯を緩めると、腕の乳酸は一気に散って全く痛みを感じなくなる。
筋肉痛になるわけでもなく、単に乳酸の痛みに耐える数分なわけだが、これ何か意味ある?

まず痛みが乳酸だという情報自体が本当かどうか知らないよ。
とにかく締めて腕を動かせば、かなり弱い負荷でも二頭筋が痛くなる。
で、腕を解放すると一気に痛みはなくなるので、筋ダメージではなく疲労物質だとは思う。
おそらく乳酸であろう疲労物質を、動かすのがしんどいほど二頭筋に貯めてから解放する。
ここまでコピーできてるので、他に秘密がなければちゃんと成長ホルモンは出てるはず。
乳酸を数分貯めて解放するってだけ。
別に二頭筋を鍛えてるわけじゃなく、駆血帯で締めて乳酸を貯めるのに適しているだけだ。
昔は三頭筋で工夫したり、腕じゃなく脚を締めて工夫してたが、それは筋トレだと思ってたからだ。
二頭筋を鍛えたいなら二頭筋に乳酸を溜め、三頭筋も鍛えたきゃ三頭筋にも乳酸を貯める。
けどどうやら、それだったら加圧しない二頭筋や三頭筋のトレーニングをすれば良いようだ。
筋トレ目的だったら筋トレには敵わない。
だから筋トレではなく成長ホルモン分泌体操としてやるなら、二頭筋しかやらなくて良い。
筋トレより優れてるのはノーダメージで終わる事だ。
筋トレに筋トレはプラスできないが、筋トレに加圧トレーニングはプラスできてしまう。
筋トレは筋トレで習慣化し、そのほかに成長ホルモン分泌に特化した体操をやってますよと言うこと。

昔は成長ホルモンで成長すると思ってたんだよな。
筋トレの他に加圧を追加したら筋トレの効果がアップしたとかって言う人もいたんだよ。
今は成長ホルモンの分泌は本当だけど、それが筋トレにあまり寄与しない事になってる。
だから普通に筋トレしましょうって事なんだけど、あたしは筋トレにプラスするかどうかなのよ。
そりゃ高額なトレーニングだったら普通の筋トレにプラスするだけの価値はないだろうよ。
高額ではなくて、なおかつ筋トレはした上で、加圧に数分の時間を割く意味があるかどうかだ。

やってる感想として、二頭筋が非常にパンプして気持ちよい。
自分で二頭筋のトレーニングじゃないよって定義してやってるが、二頭筋が気持ちよい。
最近は衣替えして長袖を着るようになり、肘関節のあたりがかなり窮屈だ。
これって快感なわけで、たとえ本当は何の効果もなくても、何か効果があると錯覚させてくれる。
ちゃんと痛い物質を貯めたり解放したり出来てる事と、パンプ感があることが心の支えだ。
流行らなくなったのは高額だからで、無料ならまだやる意味はあるんだと信じたいところだ。
無料でも筋トレとしてやるんだったら筋トレに負ける。
筋トレにすらならない成長ホルモン分泌体操として、ほんの数分の時間だがやる価値はあるかどうか。
成長ホルモンが分泌されることまでは否定されてないので、何かに効いてる実感があれば良いのにな。