抗酸化の常識が納得出来ない

あたしは大学で生き物の体の仕組みを専門的に勉強した。
生物学ってくくると桝太一みたいなイメージだろうけど、彼とは知識の方向性にだいぶ距離を感じる。
あたしは分類学とかに全然興味がなかったが、特に自分の体の仕組みを知る事に興味があった。
だから細胞の話はだいたい理解出来るし、最近だとmRNAワクチンのmRNAって何なのかもわかる。
これが高校知識だったか大学知識だったかは忘れた。
一般人が医者の知識だと思ってることが生物学で、医者が詳しいのは病気の治療とかになる。
ま、今となってはどんどん新しい研究結果で上書きされて、古い情報しか知らない人になったが。
けど自分の知ってる生物学や化学の知識から応用すれば、新しいことにも大概は理解が及ぶ。
mRNA自体を知らない人よりは、ワクチンの仕組みを深く理解することも出来る。
ただ、そんなあたしにとってでも、活性酸素と抗酸化物質に関する話題は理解出来ていない。
ミトコンドリアはもちろんわかるし電子伝達系もわかる。
けど、そこから続く活性酸素の話は習ってないので、大人になってから知った話と言うことになる。
若いうちに勉強しなかったから脳が衰えて理解が難しくなってるのかも知れない。
あたしが納得出来ないのは、抗酸化物質が悪い酸化だけを防ぐみたいな扱いに対してだ。
体内では様々な酸化と還元が行われるのが正常だけど、正常でない酸化が発生すると害になる。
だからって酸化を防止してしまったら、正常な酸化も出来なくて生命活動が出来ないのではないか。
正常な酸化を妨げず、害になる酸化だけを選択的に防ぐなんて本当に出来るのか。
サプリでバランスを変えることが出来ちゃったら逆に危険なんじゃないかと、拙い知識で疑っている。

よって、今は色んな物が流行るけど、活性酸素やら抗酸化やらのワードが出たら距離を取っている。
ビタミンを考えるときでも、抗酸化が目的でビタミンCやビタミンEを摂取することには納得してない。
フィッシュオイルの酸化を防ぐためにビタミンEが混ぜられてるが、それは活性酸素ではない。
活性酸素だけを除去し、その他の必要な酸化は妨げない物じゃないと話が合わない。
何でもかんでも酸化させないって物質が体中に多くあったら危険だし、少なければ効きそうもない。
だからどれかの抗酸化物質が活性酸素にしか効かないという説があれば聞いてみたい。
それ以外の酸化をストップさせたり還元させたりする物だと信憑性がない。
あくまで、あたしの拙い知識から応用して納得出来るかどうかだけだ。
賢い人は既に納得済みの常識かも知れないが、あたしはそこに到達出来ないでいる。
よく水素水を疑ってる人がいるが、あたしはもっと根本的に抗酸化物質の体内利用を疑っている。
iHerbでも抗酸化物質のサプリってのはたくさんあり、日本だけじゃなく世界的に常識になってる。
だからあたしは世界の常識が受け入れられない人って事になるんだが。

善悪に分ける図式はシンプルだ。
善玉菌とか悪玉菌とか、あとコレステロールなんかもそういう扱いになってる。
んで、酸化させたら悪で還元したら善みたいになってる。
善か悪かだけ覚えれば仕組みまでわからなくてもいいわけで、そりゃ普及しやすいだろう。
だからこそ善か悪かの情報ばかりが蔓延し、仕組みは省略されがちなのかも知れない。
出てくる情報は誰かの受け売りなので、どれを見ても同じ事を言ってる。
だからどれを見ても納得出来ない。
YouTubeの時代になってもそうだ。
本の時代だったら金払って時間もかけてなおかつ欲しい情報が得られず損してたな。

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