デッドプール

U-NEXTは月2000円払って1200円はポイントで帰ってくる方式。
ポイントは要らないから800円で見せろという契約は出来ない。
よって、毎月1200円分はレンタル有料の映画に使うことにしている。
新作なんか見たって、少し待てばあっという間に地上波で放送されたりもする。
それよりも、新作じゃないくせに有料の映画を見た方が、気分的に損しない。
そういうわけで、しばらく前から目を付けていたレンタル映画はデッドプールだ。
あたしはX-MENが面白いと思ってるが、アベンジャーズはあまり面白くない。
シャザムは面白かったがバットマンは面白くない、ジョーカーは面白かった。
いずれにせよ、日本の映画を見るよりはアメリカのアクション映画の方が好き。
んで今回のデッドプールは、X-MENの世界観だけど話はつながってないやつ。
アクションシーンが残酷でエロいシーンもあって、大人しか見ちゃいけないやつだ。
台詞も下ネタ満載だし、あたしは英語でエロ動画を検索して知ってるが普通は知らない。
一人で見たけど、子供か嫁が来たら恥ずかしいなと思うシーンは多かった。
エロはともかく、アクション的にはこういうのが好きだ。
昔のアメリカのアクション映画も銃を乱射してるやつとか好きだったんだよ。
やっぱり世の中が厳しくなってるんだろうな。
ぜひ2も見たくなった。

ほとんどのX-MENは先天的なミュータントだが、デッドプールは後天的に能力者になる。
が、能力と言っても作中では治癒能力以外は語られない。
主人公だから銃でも刃でも素手でも強いんだけど、そういう能力は出てこない。
軍隊にいたことがあるから強いってだけの不死身かもしれん。
ホントに全然そこは触れてない。
バリバリ敵を殺すから面白い。
正義ではない。
仲間のX-MENは二人出てくるが、予算不足でほかに出せないって自虐を言ってた。

ただやっぱりこの映画でも、ヒーローかどうかというアメリカ的な思想がうるさい。
アメリカ人の生きる目的がヒーローになることなのかってくらい、どこでもこだわる。
んで、主人公はその思想を聞き流して悪役を射殺するのがよい。
理由があっても暴力は暴力だ。
正義を語ってからじゃないと暴力を使えないのは面倒くさい。
シンプルに、あたしでもわかるように、ひたすら殺すだけの映画で結構だ。
あ、殺さないからバットマンはつまらないのかもな。

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