整いました!
テレビで謎かけがやたら得意な芸人を見て、その傾向を分析して自分でも出来そうだなと思った。
もちろん、お題を言われてすぐ答えるのは相当の慣れが必要であり、
彼らはプロだから、それだけやってれば生きていけるくらいのつもりで打ち込むから出来るのであって、
素人レベルではそこまでは到達できない。
ただ、謎かけ自体の傾向が、どういう答えを出すとうまいと言われるかは把握した。
で、身の回りにある物等でいろいろ考えてたら眠れなくなってしまった。
いつもは5時に起きてるのに、今日は2時半くらいからはまって起きてて、今やっと眠くなってやばい。
サプリメントとかけまして、懐かしい人の消息と解く→ほとんどききません。
7月とかけまして、ラーメン完食と解く→つゆもあけました。
テレビとかけまして、過去にも未来にもないと解く→いまにあります。
パソコンとかけまして、新薬の研究と解く→マウスが必要です。
居酒屋とかけまして、屋根の修理と解く→はしごをかけます。
パジャマとかけまして、ほうきとちりとりを振り回してるだけと解く→せいそうとはいえません。
おしりとかけまして、御利益のあるお守りと解く→うんがつきます。
ゲリラ豪雨とかけまして、民主党政権と解く→ひなんが大変です。
という感じなのだが、ポイントとしてはダジャレが聞く言葉を先に思いつくかどうかだ。
サプリメントならまず、「効く効かない」が「聞く聞かない」に転用できそうだと思いつき、
「効きます」で落とすより「効きません」で落としたいので、あまり「聞かない」ものを考える。
テレビだったら普通は電波を受信するとかを最初に連想するが、電波じゃダジャレを作れないので、
コマーシャルが入るとか団らんで見るとかいろんな特徴をしらみつぶしに考えて、
ようやく居間と今をかけれるなと気がつき、じゃあ今しかないの逆で落とそうって考える。
あまりうまくないのは、本当に特徴の共通点で解こうとした場合だ。
たとえば7月を、一年の後半に入った月だからマラソンの折り返し地点と解くのはうまくない。
そのまんまじゃんって事になる。
居酒屋とかけて、砂漠で遭難と解く→とりあえず飲物
と言うのも考えたのだが、やはりそのままの共通点よりベタでもハシゴをかけた方が謎かけらしく聞こえる。
と言うわけで、謎かけってのはぶっちゃけ、ダジャレのもう一ひねり版ととらえるのが妥当だ。
ダジャレ以外で成立させる謎かけはあんまりうまくない。
しょっちゅうダジャレばっかり考えてるオヤジとか小学生とかが存在するが、
彼らはかなり高速にダジャレを思いつけるんだから、せっかく何か思いついたらもう一ひねりすれば、
せいぜいダジャレ2個分の時間で「整いました!」って言うことも絶対出来るはずだ。
ダジャレだと寒いとか言って邪魔がられるが、謎かけだと流行ってるから話題性は十分。
ねずっちに感心してないで、どうやってるのか分析して自分でやってみれば、
少し遅くても出来るって人がそこら中にいると思うよ。