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あたしは自分でハゲ進行中のクセに、ハゲ対策にはこれまで全く興味を持ってこなかった。
別に見た目なんかどうだって良いし、むしろハゲてる方が都合の良い場合も多いからな。
しかしこういう考え方になったのは、どうせ対策しても報われないと、最初からあきらめてた事が大きい。
なんとかしようとして何とかなるんなら、そこらのオッチャンらはこんなにもハゲが多いはずがない。
多くの庶民がハゲるのは、庶民に出来るハゲ対策が報われないからだと断言せざるを得ない。
もちろん、庶民でない人のハゲ率が庶民のハゲ率より圧倒的に低いことを鑑みて、
金さえかければ対策できることは間違いないが、金をかけない人は絶対にハゲる事になる。
ハゲる前からそう思って生きてきたので、将来ハゲると知ってても対策をするつもりはなく、
自分がハゲて来たことにさえ、だいぶハゲてから気がつくほど、ハゲ関連に興味も持ってなかった。
そんな、興味のないあたしにとって、ハゲ対策というと頭皮に液体をかけるイメージが強い。
もしくはそういう成分が入ったシャンプーを使うとか、毛穴まで洗える特殊なシャンプーを使うとかだ。
そして、専用の道具で叩いたりマッサージしたり、頭皮を刺激して髪を生やす。
それでも生えないときは、カウンセリングから入る高額なハゲ治療に相談し、
最終手段としてヅラ産業に頼る。
そういうところまでしか知らなかったので、まさか薬を飲むのが最強手段だとは思わなかった。
テレビのCMでも、ハゲの原因は人それぞれだって言ってたので、まだ解明されてないと思っていたが、
昨今の筋トレからプロホに興味を持ち、DHTを知った今、
たとえ人それぞれの原因でハゲたとしても、DHTさえ作らせなければいいんだと納得出来ている。
某ホモの人のサイトで初めてハゲ対策の飲み薬を知ったときは、
それはプロホルモンを摂取する特別な人のためのマニアックなハゲ対策薬だと思っていたが、
あたしが初心者だから知らなかっただけで、あの爆笑問題のCMの通りに医者に行けば飲み薬が出ると、
ベテランのハゲ達はみんな知っていたらしい。
ハゲの飲み薬がメジャーだと言うことは、ハゲ初心者のあたしにはカルチャーショックだ。
その飲み薬に関して、インドから買えば300円の物が日本で買えば1万円になるわけで、
ハゲごときに毎月そんなに金をかけられるとなると、やはりちょっと金持ちじゃないといけない。
芸能人でハゲが少なかったりするのは、ヅラかこの高い飲み薬で間違いない。
薬が個人輸入で庶民価格になる今、庶民でもハゲをあきらめる必然性はなくなっている。
別にハゲても構わないと思ってるが、ハゲない薬を飲んでどうなるか好奇心が止まらない。
最初は1万円が300円だからと安さにつられて不要な買い物をしたと思ったが、
これは前立腺の問題だけじゃなく、ハゲ観察という点でもすごく興味が沸いてきた。
あたしの場合はプロホの使用がハゲの進行に影響してなかったみたいで、
自己生産のDHTさえブロックすればハゲなさそうな状況だから、
プロホってのは筋肉までは到達しても髪までは到達しないものなんじゃないかと思っている。