笑点の三平

ヤフーニュースで笑点を取り上げたら、コメント欄が三平批判であふれかえっている。
みんな三平がつまらない、面白くない、って思ってるんだよな。
しかし例え全員がつまらないと思ったとしても、つまらないという感想に過ぎない。
例えば全員が暑いと感じたとしても、それは気温何度で湿度いくらかって事を書いていない。
つまり三平が何をやってるから悪くて、何をやれば面白いかの解決には向かっていない。
だからとにかく三平をやめさせろ、って話が羅列する。
たとえ新しい人を連れてきても、その人を面白いと感じるかどうかは見る人による。
三平の何が悪くて面白くないかを発見すれば、別の人を選ぶ基準も明確に出来ると思うわけだ。
そういうわけで、あたしは普段あまり笑点は見ないけど、三平の特徴を少し知っている。
あの人は笑点でうまいこと言おうとしている。
うまいこと言えば笑いになると信じている。
つまり何々とかけて何々とといて、その心はこれですよって、うまいこと言うのを目指している。
が、うまいことを言っても笑いは起きない。
うまいかどうか、感心するかどうか、と言う基準でしか三平は評価されない。
例えば多くの人はダジャレが寒いなどと言ってるが、ダジャレもうまいかどうかでしかない。
ダジャレには笑いの要素はないので、暑いも寒いもないし、ダジャレで笑うと思う方が間違いだ。
面白いダジャレを言え、ってのがまず不可能だ。
よって三平も、面白くてうまいこと言うのは不可能であり、うまいことを目指せば笑いは取れない。
もしかしたら本人も、笑わせることよりうまく言うことに誇りを持って仕事してるかもな。
プライドがあって、笑わせる職業ではなくうまいこと言う職業なんだと割り切ってるかもしれない。
笑点で求められるのは、自分か他人をいじる低レベルな笑いであり、うまいこと言う必要はない。
これは別に三平以外でも、うまいこと言ったら司会者が褒めて拍手されるけど笑いは起きない。
円楽がたまにうまいこと言って拍手されるけどそのときは笑いなんてなく、ただうまいだけだ。
三平はその笑いのない方ばっかり求めてないで、プライドを捨てて笑いを求めたらいいだろう。
たぶん三平には出来ないから交代で良いけど。
あ、あたしはほとんど見てないからどうでも良いけど。

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