加圧トレーニング#3

普段から運動とかしてないので、加圧してない運動がどれだけきつかったかを忘れてしまっていて、
我流で加圧しながらやってる運動がきつくても、それが加圧のせいかどうかわからない。
一応理論上は、ハードな運動を長々とやらなければ実現できないほどのきつさを、
加圧をすることによって、ソフトな運動で短時間のうちに実現することになっているので、
我流の加圧がうまく行っていれば、加圧しないで同じ運動をやるよりきついのが当然だ。
で、確かにきついから我流の加圧が成功してると思いたいが、
もし加圧しないで同じ運動をしてもきつければ、加圧が足りなくて普通に運動してただけって事になる。

そのくらいのことは、一度くらい加圧しないで運動して試してみればすぐわかる事だが、
なんせ今は加圧することが面白くて運動してみているけれど、何もなければ何もしない生活なので、
加圧しないで運動してみることが面倒くさくてやる気がしない。
いや、もし加圧しなくても同じくらいきつければ、太ももを今以上に締め付けなきゃいけないわけで、
これ以上我流で締め付けるのは怖いので、今のままで効いているという事にしておく必要がある。

つー事でうまく行っているという前提で話をすると、運動開始後3分くらいでもう太ももがきつい。
これほどきついと、次の日は確実に筋肉痛だってくらいにきつくなる。
でも、それは加圧によって乳酸がたまっているせいで、きつく感じるだけの錯覚だ。
この錯覚を利用して鍛えようとしているんだから、きついのは大歓迎なのだ。
きついと運動をやめたくなるけれども、それは体のダメージを心配してのことで、
加圧トレーニングの場合、きついこと自体が錯覚で体にダメージはないから、そこでやめる必要はない。
普通の運動をしててこれだけきついと、そろそろやめておかないと筋肉痛で明日出来ないなって思うが、
加圧トレーニングではそのつらさは錯覚だから、耐えて続けても明日は筋肉痛にならない。
運動のしすぎから自分の体を守るために、きついという感覚があるわけだが、
きつさを感じなければいけないほどの運動をしてないことがわかってるから、
このきつさはウソなんだよと、無視してもっと運動すべきなんだよと、思いながら10分続ける。
錯覚のきつさで鍛えているんだから、本当にきつくなるまでやっても意味がないということで、
10分でキッカリやめて、すぐにベルトを外す。
普段から運動不足なのでこれでもう汗だく。
たぶん、加圧しなくても10分で汗だくなのは一緒だろう。
そのまま風呂に入って気がつくと太もものきつさは完全に回復して、運動したっていう満足感すらなくなる。
たとえば筋肉がけいれんしてたり力が入らなくなったり、筋肉痛が早く来たりすると、
鍛えたなっていう満足感もあるのだが、完全回復されちゃうと鍛えた気にならない。
物足りなくて寝る前にもう10分同じ事をやってしまう。
錯覚で鍛えてるんだから、錯覚から回復するかどうかの問題であって、
肉体ははじめから痛めつけてないんだから、回復する場所もないわけで、
風呂入ってる内に完全回復できるって事は、おそらく我流の加圧トレーニングはうまく行ってるはず。

脳をだますとか言ってるが、自分はだます側でもだまされる側でもある。
このウソのきつさにだまされて成長ホルモンを出すには、ウソだとわかって耐える必要があるんだな。
きつさにだまされて挫けている様ではトレーニングにならないというわけだ。
なかなか面白いな。

たぶん関連のある記事:

コメントは終了しています。