アーカイブ

2008年 11月 22日 のアーカイブ
1139 letters | 762 views | コメントする

やっぱり筋肉痛にもならないのにきつい運動をするからには確証が欲しくて、
加圧しない運動と加圧しながらの運動を比較してみた。

加圧して運動した場合、開始から1分くらいで小疲労が訪れる。
3分くらいまでどんどん疲労が増していき、大疲労になるが、その後は疲労に変化なく10分まで。
加圧しなかった場合、開始から1分くらいまでは全く同じように小疲労となるが、
その後はほとんど疲労が増すことはなく10分くらいで中疲労にも達しなかった。

明らかな差があった。
すなわち、運動をすることで疲労物質が出続けるが、血を止めておかないとどんどん散るから、
軽い運動しかしてないと大疲労を感じるほど疲労物質を貯めるのは不可能だったという事で間違いない。
加圧しないで大疲労を実現するには、もっと激しい運動を長時間続けなきゃいけないのに、
加圧すると短時間の軽い運動で大疲労を実現できる事がわかった。
しかもその疲労は、加圧をやめたあと急激に回復するし、たいして運動してないから筋肉痛もなし。
まぁ、ネットで検索して調べた加圧トレーニングの体験談的な症状もこんなもんだし、
ここまでは我流で実現でき成功ってことで良いだろう。

しかし、これで本当に足腰が強くなるのかどうかは調べようがない。
加圧しなかった場合よりどれだけ効果的かも調べるのは無理。
第一、現在の足腰と将来の足腰をどうやって比較するかっちゅう話だ。

そこで、やはり足腰以外の体の変化を見て、足腰にも効いているかどうかを判断するしかない。
あたしはダイエットには興味がないので、自分の体重や体脂肪率さえ知らないで生活しているが、
加圧トレーニングを続けて体重や体脂肪が変化していたら、足腰も鍛えられてないはずがないので、
とりあえず今日から計ってみることにした。

って、体重計の操作方法もわからず苦労したが、ようやく計れて、75.7kgの28%だった。

よその人はダイエットもしたがるから、運動しつつ食事にも気を遣い、
運動のおかげか食い物のおかげかわからなくなるんだろうが、
あたしはむしろ今まで以上に飲み食いする忘年会シーズンで運動し、
いつもより多く摂取したカロリーで足腰を鍛えたい。

1520 letters | 846 views | コメントする

あたしは昔空手とかやってた頃、自発的にストレッチや筋トレをやったのだが、
その頃は「筋肉を破壊することでもっと丈夫に復活する」というサイヤ人方式を信じていた。
筋肉を破壊したかどうかの目安が筋肉痛であり、筋肉痛にならなければ破壊もされていないので、
筋肉痛にならない程度の運動では強くなれないと、普通に考えていた。
しかし今回の加圧トレーニングの件でそれは覆され、じゃあ筋肉痛ってなんなのと疑問を生じた。
で、ウィキペディアで調べたが、筋肉痛の解明はされてないんだって。
ふーん。

筋肉痛が起るかどうかにかかわらず、行った運動量で強くなるかというと、それも違うようで。
加圧トレーニングの説明が正しいとすれば、成長ホルモンの量に依存するらしく、
あまり運動しなくても成長ホルモンさえいっぱい出しておけば強くなるってことらしい。
少ない運動量でも多量の乳酸を発生させれば、それで成長ホルモンがどばっと出るらしい。

筋肉を破壊せず、筋肉痛にならず、ちょっとの運動で体を鍛えられたら普通は嬉しい。
しかし、体が鍛えられたかどうかなんて、それなりに継続しなきゃ目に見えてわかるものじゃない。
だからこそかつて日課で筋トレしてた頃は、筋肉痛が起ったということを目安に喜んでいた物だ。
腕は筋肉痛だが足が筋肉痛でないって時は、足のトレーニングが不足しているなと思ったものだ。
体中が毎日少し筋肉痛になってないと、運動不足なんじゃないかと不安になる事もあった。
だから、筋肉痛にならなくて済む方法ってのは、あたしにとっては逆に不満なんだよな。

理想は、運動しなくても全身が弱い筋肉痛って状態なんだが。
ブルワーカーという運動器具に、アイソメトリック法とかいう運動方法が書いてあり、
それがまさに、あまり運動しないで全身が弱い筋肉痛になるから理想に近かったかな。

でも実際は筋肉痛と筋力アップは無関係のようで、筋肉痛は不要となると、
運動したという事への満足を、運動した次の日からすぐに得るための手段がなくなっちゃう。
楽だということは普通は嬉しいことだが、楽すぎて効いてるかどうかわからないと続けにくいんじゃないか。

つー事で、筋肉痛以外で何かを目安にしないと、運動を続けるモチベーションが足りない。
今は我流での加圧をやってみようという好奇心があるから続くけれども、
このまま、効いてるんだかどうだかわからない状態のままだと、飽きたらおしまいになっちゃうだろうよ。
通常の筋トレなら、より重い物を上げれるようになるとか、回数が増やせるとかの目安もあるが、
軽い運動で10分までと制限する加圧トレーニングでは、効いてるかどうかわからんし。
ましてや、ダイエットにも興味がないので、自分の体重とか体脂肪率とか把握してないし、
その数字が多少変化することなど、ちゃんと大学で生物学の勉強をしたあたしには嬉しくも何ともない。

運動がどこかに効いたなと思える目安を、筋肉痛以外で見つけていかないとな。
成長ホルモンが目に見えたら一番良いのに。

普段から運動とかしてないので、加圧してない運動がどれだけきつかったかを忘れてしまっていて、
我流で加圧しながらやってる運動がきつくても、それが加圧のせいかどうかわからない。
一応理論上は、ハードな運動を長々とやらなければ実現できないほどのきつさを、
加圧をすることによって、ソフトな運動で短時間のうちに実現することになっているので、
我流の加圧がうまく行っていれば、加圧しないで同じ運動をやるよりきついのが当然だ。
で、確かにきついから我流の加圧が成功してると思いたいが、
もし加圧しないで同じ運動をしてもきつければ、加圧が足りなくて普通に運動してただけって事になる。

そのくらいのことは、一度くらい加圧しないで運動して試してみればすぐわかる事だが、
なんせ今は加圧することが面白くて運動してみているけれど、何もなければ何もしない生活なので、
加圧しないで運動してみることが面倒くさくてやる気がしない。
いや、もし加圧しなくても同じくらいきつければ、太ももを今以上に締め付けなきゃいけないわけで、
これ以上我流で締め付けるのは怖いので、今のままで効いているという事にしておく必要がある。

つー事でうまく行っているという前提で話をすると、運動開始後3分くらいでもう太ももがきつい。
これほどきついと、次の日は確実に筋肉痛だってくらいにきつくなる。
でも、それは加圧によって乳酸がたまっているせいで、きつく感じるだけの錯覚だ。
この錯覚を利用して鍛えようとしているんだから、きついのは大歓迎なのだ。
きついと運動をやめたくなるけれども、それは体のダメージを心配してのことで、
加圧トレーニングの場合、きついこと自体が錯覚で体にダメージはないから、そこでやめる必要はない。
普通の運動をしててこれだけきついと、そろそろやめておかないと筋肉痛で明日出来ないなって思うが、
加圧トレーニングではそのつらさは錯覚だから、耐えて続けても明日は筋肉痛にならない。
運動のしすぎから自分の体を守るために、きついという感覚があるわけだが、
きつさを感じなければいけないほどの運動をしてないことがわかってるから、
このきつさはウソなんだよと、無視してもっと運動すべきなんだよと、思いながら10分続ける。
錯覚のきつさで鍛えているんだから、本当にきつくなるまでやっても意味がないということで、
10分でキッカリやめて、すぐにベルトを外す。
普段から運動不足なのでこれでもう汗だく。
たぶん、加圧しなくても10分で汗だくなのは一緒だろう。
そのまま風呂に入って気がつくと太もものきつさは完全に回復して、運動したっていう満足感すらなくなる。
たとえば筋肉がけいれんしてたり力が入らなくなったり、筋肉痛が早く来たりすると、
鍛えたなっていう満足感もあるのだが、完全回復されちゃうと鍛えた気にならない。
物足りなくて寝る前にもう10分同じ事をやってしまう。
錯覚で鍛えてるんだから、錯覚から回復するかどうかの問題であって、
肉体ははじめから痛めつけてないんだから、回復する場所もないわけで、
風呂入ってる内に完全回復できるって事は、おそらく我流の加圧トレーニングはうまく行ってるはず。

脳をだますとか言ってるが、自分はだます側でもだまされる側でもある。
このウソのきつさにだまされて成長ホルモンを出すには、ウソだとわかって耐える必要があるんだな。
きつさにだまされて挫けている様ではトレーニングにならないというわけだ。
なかなか面白いな。