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Amazonで読んでない火の鳥を全部注文しつつ、ついでに囲碁の本も一冊購入。
いつもは、漫画と囲碁の本を一緒に買った時は、漫画をさっさと読み終わってから囲碁の本を読む。
しかしこの火の鳥については、読むのに大変時間がかかっていて、
幸いにもナントカ編とかで話が区切られるから、全部は読まず切り上げて、囲碁の本に手を付けた。
買ったのは「基本死活 虎の巻」だ。
詰碁を早解きする訓練中だが、ヨミのスピードより問題の暗記になってきたので、
どうせ暗記するなら実戦に応用できる形の詰碁を暗記した方がいいだろうと考え、
さらに、実戦型の詰碁と基本死活は似たような形を扱うようなので、そういう本を新たに購入。
日本棋院の囲碁文庫なので、いつものように透明ブックカバーを装着して補強。
しかしそれでも本の強度が弱いから、持ち歩いて繰り返し読んで勉強するには不安が残る。
マイコミや成美堂の囲碁文庫の方が好み。
中身は普通に詰碁スタイルで、左ページに1問づつ問題があり、次のページに答えがある。
しかし手番を統一してるわけではなく、解答図も上から何番目か統一してないので、
詰碁としては好きじゃない部類だし、基本死活って書いてなきゃ買わなかったろう。
でも、基本死活って書いてあってここまで詰碁スタイルな本が他になかったからしょうがない。
手に入るものの中ではこれが一番使いやすそうだった。
手番は統一でないけれども、取られそうな囲まれた石が黒で統一されている。
すなわち、黒先黒生か白先黒死かコウかに統一され、白死とか白生きの問題はない。
他の基本死活の本もそういうスタイルで統一なので、基本死活の定番なのかも知れないが、
そんなの全然統一しても見やすくはならないし、黒先で統一された方がいいと勝手に思う。
ただ、一問につき、黒先と白先と両方を考えろという問題もあるので、そうも行かないのだろう。
石田芳夫の実戦詰碁は毎日やってたらだいぶ暗記してきて、一時間強くらいで読めるようになった。
しかしどの詰碁本もそうだが、全部が基本の形ではなく、チャレンジさせる応用問題が含まれていて、
応用問題がある分だけ基本問題を削っているのはもったいないわけで、石田芳夫のもそうなのだ。
せっかく暗記するつもりでやってるんだから、暗記して無駄にならない問題だけビッシリの本をやりたくて、
今回はそういう意図でこれを買ったので、そういう本であって欲しい。
ちょうど昨日のNHK教育のアニメで、虎の巻とは読めば強くなる巻物だなどという話が出ていた。
本に虎の巻ってタイトルをつけるってどうなのかな。