しつこくESCAPE R2の話#3
初めから書いているとおり、あたしゃ自転車にギアチェンジを求めない。
単に、軽いギアだと体重乗せられないし、背筋も使えないので、
ある程度重いギアが備わっていれば、そのギアから変更できなくてかまわない。
昔から、上り坂でもギアチェンジしてなかったから、それが体に染みついている。
その昔乗ってたチャリでは、一番重いギアは重すぎなので、一段下げてた。
今回のチャリも、一番重いと重すぎなので、一段下げて乗っていたが、
車に積んで運んだりしてる時だろうか、知らぬ間に一番重いギアに入ってて、
知らずにそのまま乗ってて、ふと気がついたので一段下げたら軽すぎる。
よって、ギアは一番重いの以外使わないと言うことに決まった。
今朝もその一番重い状態であることに、途中まで気がつかなかったくらい自然だ。
昔、若くて元気な頃ですら一番重いギアは避けていたのに、
脂肪肝男となった今、一番重いギアに乗れるというのはおかしな話だが、
これはおそらく、今のチャリの重量であったり、力の伝わり方であったり、
様々な点で昔乗ってたチャリよりも効率的に出来てるからだろうなと。
昔乗ってたチャリの一番重いギアより、今のは軽くて速いってことだろう。
軽いと言えば、重量が軽くて不安になることがある。
他の自転車はずっしりしてるので、ちょっとの段差は全然平気だが、
これはロードよりなせいか、ものすごく揺すられて頼りない。
並べると見た目でも、タイヤが細いし色々付いてない物があるしで頼りない。
こういうのがカッコイイとか言う感性にはついて行けないな。
いや、自動車も自転車も、カッコイイとか感じない実用重視だからいいけどさ。
実用といえば、濡れてない綺麗な舗装路ではすばらしく実用的だが、
水たまりにあまりにも弱くて、泥よけの到着を待ち望んでいる。
線路の下を通る道は低くなってるので、どうしても水たまりが出来やすく、
しかもそこは狭くて、水たまりを回避すること自体が危険なので、
どうしても突入しちゃうのだが、下り坂、水たまり、上り坂、のコンボなので、
せっかく下り坂で付いた勢いを水たまり前で止めてしまうと、
上り坂がきつくなっちゃうということで、ついつい勢いを残してしまう。
車でも、一時停止も徐行もしたつもりでも、相対的にスピード落としただけで、
絶対的なスピードはわりと出てたりするわけで、
この線路下の水たまりスポットも、気をつけないと背中が大変なことになる。
背中だけかと思ったら、先日ワザと雨に濡れて見たらさらに大変なことを知った。
確かに、背中は頭まで泥が上がる大被害だが、
一番濡れたのはケツからモモの後ろまでで、いかに雨に弱いかを実感した。
たぶん入荷待ちの泥よけは、サドルから後ろに伸びるタイプだろうから、
サドルから上の、すなわち背中や頭への泥は防いでくれるかも知れないが、
それじゃこの一番被害が出るモモの後ろは防げないだろうな。
今まで通り、その線路の下スポットは気をつけて走らないと、モモがヤバイだろう。
サドルを多少上げてみた件だが、ほんのわずかに傾けることで、
乗るときも普通にまたげるし、信号で止まるときもべったりと足をつける。
よく見かける、ババァが止まるたびにサドルから降りてる見たいな事はない。
よって、危険でも乗り降りが面倒で止まりたくないというシーンはない。