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2010年 4月 3日 のアーカイブ
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あたしの知識は何年も前で止まってるのだが、食物繊維ってのは消化吸収される栄養ではなく、
腸で膨らんで便意を促すから摂取するもので、その働きのためには繊維状であることが必要だから、
食物繊維が入ってる事を売りにしてるドリンクはあるけれど、飲物に入れたらドロドロになる物で、
サラサラしてるドリンクは食物繊維入りって書いてても繊維を切断してるから意味がない。
と、あたしがまだ大学生だった頃に講義で聴いた。
当時の食物繊維入りドリンクと言えばファイブミニぐらいしかなかったと思うから、きっとそれのことだ。

朝5時にやってるコレカットレモンというスーパーでも見かけるドリンクの通販番組をみたら、
食物繊維には水に溶けるタイプと溶けないタイプがあり、アルギン酸という水に溶けるやつが入ってるらしい。
納豆やモロヘイヤのネバネバ成分だとも言っていたから、おそらく水に溶かしたとしても、
そのネバネバが感じられないほど薄めたら少なすぎ、多く入れすぎると飲みにくくなるはずだと思った。
しかし昔大学で聴いたように、繊維を切断しちゃえばネバネバじゃなくなるはずなので、
そうしているとしたら摂取しても意味がないんじゃなかなぁとも思った。

ただし最近、腸内細菌が食物繊維を栄養にするから摂取するんだという事を知った。
と言う事は、別に繊維を切断したって関係なく、お通じが良くなると言う感想も当然だと思う。
現在、腸内細菌が作り出すポリアミンに興味があるあたしにとって、
食物繊維の摂取はポリアミンの増産につながるだろうから、通販の番組も興味を持って見た。

ただ、食物繊維のためにドリンク一本買っちゃうのは不経済なわけで、
そんなもんは粉末で買って水に溶いて飲んだ方が圧倒的に安く付く。
米国のサプリメント市場では、シリアムハスクっていう食物繊維が人気らしい。
物自体はすごく安くて、送料込みでも1㎏3千円、1gあたり3円ってところか。
ファイブミニに含まれるのと同じ6gが18円って感じ。
コレカットレモンは4gしか入ってないが、どんな食物繊維なのかで量より質の問題があるかもしれない。
でも、腸内細菌に食物繊維の質の違いが影響しそうには思えないが。

善玉菌をいっぱい摂取しても、腸にいるだけじゃなく活動しなきゃポリアミンは作られないので、
活動に必要なら善玉菌のエサも摂取しなきゃなと思い始めたので気になった。
溶けやすければプロテインを飲むときに一緒に混ぜようかな。