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20年ほど前に流行った、よくわからないカセットテープの話。
記憶も曖昧なので、誰か書いてないかググって見たけど情報なし。
全編津軽弁で、高校生ぐらいの男女数名にイタズラ電話をして、生活態度を叱りつけるという内容。
ラジオの企画だったのか、それとも個人的にただイタズラしただけなのかはわからない。
ただ、イタズラしてる方はされてる方のプライベートをよく知ってるみたいで、具体的に叱っていた。
叱られる方は相手が誰なのかもわからないから、喧嘩腰で恫喝したりとかして、
態度や言葉遣いからは知性が感じられず、バカ校か中卒って感じ。
もしラジオのドッキリだったと解釈しても悪質すぎて、やってることに関しては全然笑えないのだが、
叱ってる方のあまりにも理不尽な人柄、「まいっちゃうな~」の口癖、
そして何より、実在しない竜飛東工業という学校の生徒を名乗るのが笑いどころ。
竜飛というなんにもない場所にそもそも高校すらあるわけがないのだが、
たくさん高校がある場合だけ用いられる東がついてる所が笑いのポイントだ。
しかし竜飛という地名だけは少なくとも県内では知られてるから、叱られる方はそれで納得してしまう。
もう少し知性がある人だったら、そんな学校があるわけがないとか反論するのだが、
叱る側があまりにも自信たっぷりに繰り返し竜飛東工業を連発するので、ある物だと思ってしまうのだろう。
当時はまだ携帯電話もなかった時代で、家の電話にかけていたはず。
携帯だったらそう言う意味のわからない電話はすぐに切って、非通知なら出ないって事もあるだろうが、
家だと延々と、用事が終わるまで全部聞いちゃうっていう感じになるんだろうか。
それとも、もっと多くの人をターゲットにイタズラし、相手した人だけを録音したテープだったんだろうか。
確か最後のターゲットに電話した途端、すぐ身元がばれてテープはおしまいだったはず。
なんじゃこりゃ?