吸収を穏やかに出来る量じゃない

プロテインで筋肉がつくとは思ってなくて、健康目的でタンパク質が欲しくて飲んでいる。
健康目的で痩せすぎないようマルトデキストリンも加えている。
健康目的で腸内環境を整えようと、イヌリンとグルタミンを加えている。
そのイヌリンについて、個人的な体感としては最も腸内環境に影響している。
乳酸菌だのビフィズス菌だのを摂取しても影響はほとんどなく、イヌリンが一番影響する。
自分の体に足りないものほど影響あるはずだから、イヌリンが一番足りなくてサプリが必要だ。
それぞれ各個人にとっての不足する物を補うためにサプリを飲めば良い。
ただ、飲んでる量が多すぎてるかなと思ってるので、調節したり調べ直したりはしてる。
そしたら結構出てくるのが、イヌリンで糖の吸収を穏やかにしようって話ね。
それって、サプリじゃなくて食事に食物繊維が入ってた場合の話かと思うのよ。
消化に時間がかかって、一緒に摂った糖の吸収を遅らせたいんでしょ。
サプリのイヌリンって、たかだか数グラムの粉でしかない。
固形ですらない数グラムの粉が、食事による数十グラムの糖質の吸収を遅らせるだろうか。
一応仕組みとしては、イヌリンがゲル状になって糖分を巻き込んじゃうかのような話はある。
しかし体験としてもプロテインに数グラム入れたらゲル状どころか全然いなくなっちゃう。
それがドロッドロになるなら信じられるが、全く現象が裏付けていない。
頭の中でイメージする消化管と分子でも、吸収を遅らせる仕組みがピンと来ないんだよね。

そういう時に最近はAIを問い詰めるんだわ。
そしたら「劇的な抑制」ではないと言う話になった。
高速道路に障害物を置いたらわずかな減速が起こると言う例を出してきやがった。
だよね。
あたしのイメージでもそんな感じだわ。
粉のイヌリンを適量摂取したとて、糖の吸収に影響するってほどの影響はないわ。
大量摂取でお腹を壊して排出しようとか、なにか極端が発生しないと無理だって。
血糖値を上げないためにイヌリンを紹介するのは過大評価だ。

この話を今する理由は、プロテインすら食物繊維で吸収を遅らせるって言う人がいるから。
プロテインを薬物と勘違いしてる人にとっては、急激に血中濃度を上げる事が重要になる。
アナボリックウィンドウに消化の早いホエイをぶち込むと言う古い理論に従っている。
だから食事も食物繊維をわざと避け、プロテインにイヌリンは言語道断と言うことになる。
あたしはその急激さの恩恵を信仰してない上に、食物繊維で穏やかにする方も信仰してない。
どっちも極論だと思ってる。
たかがタンパク質で筋肉は刺激しないし、飲める量のイヌリンで吸収を妨げないって。
ちょっとの現象を劇的に表現しすぎなんだって。
高速道路に障害物があっても荷物が何日も届かないってことにはならないのよ。
気にせず、タンパク質と食物繊維が欲しかったら混ぜて飲めば良い。
いやむしろ個人的にはタイムリリースを望んでるから、吸収を遅らせて欲しいくらいだが。
糖尿病が怖いのでマルトデキストリンも遅らせて欲しいくらいだが。
けどわずかな差にしかならないのが現実。

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